赤城自然塾エコツーリズム体験エコツアーを終えて

レポート2012/12/21
  • 日程
    2012年12月8日(土)
  • 場所
    群馬県赤城山麓

2012年12月8日(土)、群馬県赤城山の南麓にある「環境と産業が共存できる工場」サンデンフォレストに行ってきました。

①サンデンフォレスト/森の教室前で集合写真

①サンデンフォレスト/森の教室前で集合写真

サンデンフォレストは、2002年に自動販売機やショーケースを製造販売しているサンデンという企業グループが、環境と産業の共存を目指してつくられた工場です。

今回のツアーは、「環境と産業が共存できる工場」という持続可能な社会を、エコツーリズムで体験していただくという企画です。

開発前の敷地は、荒廃した森林でした。拠点を開発するにあたって、美しい自然環境を取り戻せるよう、敷地の約半分を森林として整備し、残りの半分を工場用地としました。開発してすぐは、敷地内の生物種数が減ってしまったのですが、現状では開発以前よりもたくさんの生物が確認されているそうです。

②杉の木が倒れる瞬間

②杉の木が倒れる瞬間

荒廃した森林は、人の手によって、元気にすることができます。今回は地元からの参加者のみなさんと一緒に、森林組合の方々の指導の下、森作り体験しました。
まずは、杉の木の間伐作業を見学。約18mの高さのある木が目の前を倒れる瞬間は、迫力満点でした。

③のこぎり体験

③のこぎり体験


そして、下草刈り、チェーンソウ、薪割り体験を森林組合の方の指導の下、地元の参加者のみなさんと一緒に体験しました。

森作り体験が終わったあとは、敷地内にある森の散策路を歩いたり、ビオトープを見学しました。ビオトープとは、生態系を復元するために作られた調整池のことです。夏には、このビオトープでは、毎年100匹以上の蛍が見られるそうです。

④わくわく自動販売機ミュージアム

④わくわく自動販売機ミュージアム

また今回は特別に、今年の4月にオープンした「わくわく自動販売機ミュージアム」も見学。自動販売機の歴史や環境対応へのとりくみについて学習してきました。



以下、参加者からの感想を抜粋してご紹介します。

冬の森は、スキー以外で来るのは初めてでした。空気の冷たさに、これが自然なのかなぁと驚きました。チェーンソウなど、森づくりの作業は全て初めての体験でした。草刈り機は意外にできました。楽しかったです。(40代女性)

草刈りの作業は難しかったです。のこぎりで木を切って、その木をもらえてうれしいです。楽しかったです。(小学生)

東京からの参加者と、地元の参加者と一緒に体験でき、交流ができたことがすごく楽しかったです。また、森林組合の方々ともお話ができて、日頃の仕事の内容がきけて、とても勉強になりました。まさに、リボーンのエコツアーの7原則にそっているツアーだと感じました。(20代女性)

50年の杉の木を倒したところは、とても迫力があってびっくりしました。切った木をいただきました。コースターとして使います。今回も楽しかったです。(50代女性)

どうして、こんな山奥に工場を?という疑問があったので、今回参加しました。工場を作ると木をたくさん切る事にもなるし、生態系も壊すことになる。でも、サンデンフォレストでは、2万本の木を切って、3万本植えたり、切った木は敷地内できちんと再利用をするということを聞いて、納得しました。最近、就職活動をしていると、環境保護活動に取り組んでいる企業が多い。それを今日は、生でみることができて、良かったです。体の五感を使って自然を満喫できたのでよかったです。(20代男性)

サンデンフォレストが開設されて10年。みなさんも、環境と産業が共存している森に、足を運んでみませんか?
森づくり体験の他に、森の散策や天体観測など、赤城周辺の自然を使ったさまざまな環境プログラムをご案内できます。ご興味あるかたは、お気軽にお問い合わせください。

ツアーディレクター 松本 麻美子

2012年12月8日(土)
赤城自然塾エコツーリズム体験エコツアー

有機農法にこだわる斉藤完一さんの農園で農業体験ツアーを終えて

レポート2012/12/21
  • 日程
    2012年11月4日(日)
  • 場所
    千葉県山武市(たがやす倶楽部)

11月4日(日)、千葉県山武市にある斉藤完一さんの有機農業の畑で、農業体験ツアーに行ってきました。

①集合写真

①集合写真

完一さんは、25年前から化学肥料や農薬に頼らない農法「たがやす農法」で、野菜を生産しています。そこで 今回は、「なぜ有機農法にこだわるのか」「食の安心・安全」についてお話を伺い、季節の野菜、里芋とさつまいもの収穫体験をさせていただきました。

②斉藤完一さん

②斉藤完一さん

「安心して、安全なものを食べてもらいたいという思いから、有機農法で野菜づくりをはじめました。化学肥料や農薬を使わず、機械もできるだけ使わないようにして、土(環境)に与える負荷を減らすようにする。できる限り、自然に近い環境を作り出すと、野菜本来の力を引き出せるようになって、おいしい野菜ができるんです。」そう話す完一さん。

畑をご案内いただきながら、歩いていると、「化学肥料や農薬も使っていないから、土がついたままでも食べられるんですよ。」と、土からかぶを抜いて、少し土をはらったら、そのままがぶり。私達にもとれたてのかぶを食べさせていただきました。かじった瞬間、口のなかにおいしい野菜のあまい水分がじゅわっと広がりました。

③土つきの蕪をがぶり

③土つきの蕪をがぶり

こだわりの畑を散策しながら、人参の葉っぱやピーマンなどの採れたての野菜を味見させてもらい、野菜づくりについてお話を伺いました。参加者の方からは「同じ野菜でこんなにも、味が違う」、「とれたてってとてもみずみずしい」など、驚きの声があがっていました。

④鍬で掘るのもコツが必要です

④鍬で掘るのもコツが必要です

そして、今回のメインイベントは、里芋ほりとさつまいもほりの農業体験。里芋は、鍬(くわ)を使って掘り出します。一見簡単そうに見える作業なのですが、コツが必要です。いざやって見ると、里芋を傷つけないように掘り出すには、少しこつが必要で一回ではなかなか上手くできませんでした。

⑤野菜たっぷりの贅沢ランチ

⑤野菜たっぷりの贅沢ランチ

体験が終わった後は、、完一さんとご家族と一緒に、野菜のバーベキュー。他にも、おでんやサラダなど、野菜たっぷりのご馳走をいただきました。どの野菜もみずみずしく、それぞれの野菜自身が持っている味をしっかりと堪能することができました。お昼をいただいた後も、参加者のみなさんと「食の大切さにつて」お話をして楽しい時間を過ごしました。

以下、参加者からの感想を抜粋してご紹介します。

大地の恵みを感じた一日でした。土のついた野菜をかじったのは初めての体験。また、かぶをかじった瞬間、口の中に水がひろがり、採れたての野菜はこんなにもみずみずしいものなのかと感動しました。そして、完一さんや、参加者のみなさんとの農業に関するお話を聞いていて、今後の日本を支えるものは何かと、考えさせられました。(20代女性)

普段、コンクリートジャングルの中での生活だったので、今日は農業体験ができて、とっても楽しかった。そして、みなさんのお話を聞いて、みんな偉いなぁ~と思いました。また、食事のよしあしはみんなわかっているので、あとは、それをみんなが意識をして、選んでいくかが大切なんじゃないかなと思いました。今日は、とても楽しかったです。参加してよかったです。(50代女性)

ここ2・3年、長野で20坪の小さな畑で野菜を育てていた。最近は、都心から無農薬の野菜作りをしようと来る人が増えてきた。そういった意味で、今後はますます、こういった都市農村交流が見直されてくるんではないかと思いました。これまでは、趣味程度で適当にやってきましたが、来年からはもっとしっかりやっていこうと思いました。(60代男性)

かぶの白さ、人参の色、土の色、など今日は色んな美しいものを見られました。そして、やっぱり日本人には、日本の味が合うんだなぁ、いいんだなぁと感じました。また、完一さんの顔立ちはフランス人みたいで、美しい顔だなぁと思いました。今日はとても楽しかったです。(60代女性)

今回で2回目。犬のソックスは2代目になっていた。今回は、完一さんのこどもさんにもあえてよかった。
前にも来て感じたのだが、ちゃんと育てられたものを食べないとだめなんだ。顔がわかる人が作った食べ物をたべることのの大切さを改めて実感しました。(50代男性)

みなさんとのよき出会いと、ランチでの時間に感謝しています。
また、完一さんという、25年前から有機農法で野菜を育てているすばらしい方とも出会えてとても嬉しい。早速、玄米を30キロ注文しました(笑)
にんじんの葉っぱをとって食べたのもはじめてでした。
きんぴらにして、食べたい。今日採ったさつまいもと里芋は、明日のランチタイムに出します。
完一さんとは今後もいい付き合いができそうです。リボーンさんのツアーには、本当にはずれがない。ありがとう。(60代男性)

昨日のリボーンのツアーに参加し、その時に紹介され、参加しました。
15年前から、奥さんはナチュラルハウスだとか、食に興味があったが、自分自身はまったく興味がなかった。今では、奥さんに負けないくらい、その魅力に気づき、はまってしまっている。
こういった、交流を増やすごとに、同じような志を持った人と触れ合って、仲間が増えることが自分にできる仕事かなとも思っています。今日も参加してよかったです。(50代男性)

今後も、食について考える、「完一さんの農園で農業体験ツアー」を企画していきます。
また、完一さんの農園への貸切ツアーをご希望の方はお問合せください。

ツアーディレクター 松本 麻美子

2012年11月4日(日)
有機農法にこだわる斉藤完一さんの農園で農業体験ツアー

エネルギーの自給自足の生活&有機農業体験エコツアーを終えて

レポート2012/12/21
  • 日程
    2012年10月21日(日)
  • 場所
    山梨県富士河口湖町(富士エコパークビレッジ)

10月21日(日)、エネルギーの自給自足の生活&有機農業体験エコツアーに行ってきました。

①センターハウス

①センターハウス

山梨県富士河口湖町にある富士エコパークビレッジは、オーストラリア発祥の「パーマカルチャー」という「水の循環」「食の循環」「自然エネルギーの有効利用」などが体験・学習できる施設です。

NPO法人エコツーリズム・ネットワーク・ジャパンの理事でもあり、施設のオーナー今井晴雅さんにご案内いただき、有機農法の畑で大根の収穫体験をし、「循環型な暮らし」を体験しました。

②センターハウスの断熱材(麻)

②センターハウスの断熱材(麻)

富士エコパークビレッジのシンボルともいえるセンターハウスは、古民家を再利用したエコ建築の建物です。概観はヨーロッパ風で、とってもおしゃれ。断熱材には、麻、羊毛、もみがら、藁など、さまざまな種類の自然素材が入っていて、どこにどんな素材が入っているのかが見えるようになっていたりと、建物にはたくさんの工夫が施されています。

③バイオディーゼル発電の説明

③バイオディーゼル発電の説明


また、施設内の電力は、すべて自然エネルギーでまかなわれていています。太陽光パネルと風力発電が中心で、天候の関係で、どうしても電力が不足してしまった場合は、植物油を利用したバイオ電源を使用するそうです。

④大きな大根が収穫できました

④大きな大根が収穫できました


敷地内にある畑は、もちろん有機農法の畑です。今回はその畑で大根の収穫や栗拾いをさせていただきました。元気いっぱいに育った大きな大根がたくさん収穫できました。

⑤野菜たくさんのランチ

⑤野菜たくさんのランチ


お昼は、みんなでピザ作り。そして、野菜スティックを手作りのバーニャカウダでいただきました。その他にも、大根ステーキ、卵入りの大根スープ、デザートは、かぼちゃのタルトを、雄大な富士山を目の前に、おいしい野菜を堪能しました。

⑥富士エコ自然エネルギー講座

⑥富士エコ自然エネルギー講座

オーナーの今井さんは、電気の専門家。ランチタイムを堪能した後は、『プチ富士エコ 自然エネルギー講座』と称し、太陽光パネルを中心とした発電機など、家庭でも取り組み易い、電気の節約方法や太陽光パネルの使い方についてなど、教えていただきました。


以下、参加者からの感想を抜粋してご紹介します。

今回のツアーもホント、参加出来て良かったです。
食事も美味しく、内容が盛り沢山であっと言う間に時間が経ってしまったという感じでした。
もうちょっと時間があれば今井さんの講義をもっと聞きたかったです。
今後、自分の畑で太陽光発電を利用した農機具の可動や、太陽熱を利用して温室ハウスを温める事を考えいるので、とてもいい勉強になりました。ありがとうございました。(40代男性)

天気にも恵まれ、自然の美しさと恵みに感謝したいと思います。人と自然のつながりに温かさを感じた1日でした。(20代女性)

すごく楽しかった。私は、来年の4月から小学校の先生になるので、大人でもこんなに楽しめることであれば、 小学生はもっと楽しんでくれるのではないかと感じました。今日の経験を生かして、がんばりたいと思います。ありがとうございまいした。(20代女性)

23区に住んでいるのですが、家の周りは畑だらけで、近くに牧場があるところで暮らしています。農業にとても興味があり、今日は地産地消を考えるいい機会だと思いました。期待を裏切らないツアーでした。(50代女性)

非常に楽しく、充実した1日でした。大根の収穫体験は初めてで、貴重な体験でした。また、おもしろい形の大根がとれて、自然エネルギーを身近に感じることができました。(30代男性)

天ぷらバスはすばらしい。バスから見える緑がとても美しく感じられ、雄大な自然を堪能することができました。また、オーナーの今井さんは衝撃的でした。正しいことに挑戦するその姿勢、とてもすばらしいと思いました。バイオマストイレが本当に臭くないのか、最後確認することを忘れてしまったのが残念でした。(40代男性)

今後も引き続き、「地球にやさしい循環型な暮らし」が学習できるツアーを企画していきたいと思います。
学校や企業などの団体で、富士エコパークビレッジの体験学習に行きたい方は、ぜひお問合せください。

ツアーディレクター 松本 麻美子

2012年10月21日(日)
エネルギーの自給自足生活&有機農業体験エコツアー

オーガニックコットンの収穫体験エコツアーを終えて

レポート2012/12/05

ツアーレポートUPしました。

  • 日程
    2012年 12月2日(日)
  • 場所
    長野県上田市(アバンティのコットン畑)

2012年12月2日、長野県上田市にてオーガニックコットンの収穫体験ツアーに行ってきました。

集合写真

集合写真

一般的に使用されているコットンの多くは、栽培の過程でかなりの量の化学肥料や除草剤が使われているため、環境や農家の方の健康にも影響を与えてしまいます。
また、日本の『食』の自給率は約40%といわれてメディアでも取り上げられることはありますが、『衣』の自給率はほぼ0%ということは知られていません。

日本におけるオーガニックコットンの開拓者ともいわれるオーガニックコットン会社のアバンティでは、約5年前から、
信州大学繊維学部と一緒にオーガニックコットンの共同研究をしています。
今回のツアーでは、信州大学の上田キャンパス内にある畑でオーガニックコットンの収穫体験を行いました。

オーガニックコットンについて話す切本さん

オーガニックコットンについて話す切本さん

しかも、今回は特別に、オーガニックコットンについてはもちろん、信州大学繊維学部の先生方から学部での取り組みを伺ったり、学内の研究室や最新の繊維機械などを見学させていただきました。



コットンはとってもやわらかくてふわふわ

コットンはとってもやわらかくてふわふわ

昼食を済ませた後、お待ちかねのコットン畑へ。
畑で育てている茶色のコットンボールは、ふわふわで柔らかく、まるで『ひよこ』のようでした。触っているだけで、とても気持ちがよく、参加者のみなさんの笑顔がたえませんでした。



糸紡ぎ体験

ここまでできるには、練習が必要です

収穫後は、コットンボールから種を取り除く綿繰り作業、糸紡ぎ作業の体験。
切本さんと、繊維学部の先生方に丁寧に教えていただいたのですが、1本の糸にする作業はなかなか難しく、経験や手先が器用な方はなんとか最後までやり遂げることができました。


普段から使っている洋服も、コットンを育て、糸にし、生地にするなど、製品になるまでには、とても沢山の作業があることを、改めて学んでいただけたようです。

以下、参加者からの感想を抜粋してご紹介します。

コットンボールの収穫から糸にするまで、そしてその糸が衣類になるまでの行程を体験できのは、とても貴重な体験でした。(20代女性)

今回は、オーガニックの理念など何も知らないまま、連れて来られたんですが、とても楽しかったし、とても勉強になった。 糸紡ぎは、全然できなかった。これでは、服を着られない(笑)(40代男性)

コットンの栽培にたくさんの化学肥料や農薬が撒かれていること、そして日本における繊維の原料の自給率が、限りなくゼロ、ということを聞かされた時は、目からウロコでした。(50代女性)

生活していく上で大切な『衣食住』。今後も継続して『衣』をテーマとしたツアーを企画していきたいと思います。
学校や企業、お友達同士の団体で、オーガニックコットンの収穫体験を行ってみたいという方は、ぜひお問合せください。

ツアーディレクター 松本 麻美子

2012年 12月2日(日)
オーガニックコットンの収穫体験エコツアー

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味噌の里親プロジェクトin福島県 味噌づくりワークショップエコツアー

国内ツアー2012/12/03

終了しました。

  • 日程
    2013年3月10日(日)
  • 場所
    福島県伊達市(仮設住宅内集会所)

福島県飯舘村さすの味噌を種味噌に、今年は200キロの味噌ができました。去る11月13日飯舘村の直売所がある仮設住宅内での収穫祭に寄付し芋煮で振舞われ、一部販売し、大変よろこばれました。「飯館の味だ。味噌が体の中で生きている」「この味噌がもっとほしい」との声に応えて今年の味噌を種味噌に、次年度の味噌づくり企画いたしました。
今回は、”みんなでつくる”味噌づくりです。参加者全員で約70キロの味噌を仕込みます。「飯舘の食文化を学び残す」「福島を忘れない」そんな思いをこめて皆様の参加をお待ちしています。

■参加費用
お一人 8,500円(大人/小人共通)
※座席を利用せず、食事・体験が必要ない幼児は無料
※往復バス代、保険代、昼食代、体験費用、当日仕込んだおみやげの味噌約1キロ、その他雑費など含む(おみやげ以外の味噌を持ち帰る場合は別途費用がかかります)
■募集人員
24名(最小催行人数15名)
※定員になり次第、受付終了となります。お早めにお申込みください。
■旅程管理者
同行します
(NPOエコツーネットスタッフ)
■持ちもの
エプロン、三角巾、手ふきタオルなど
■スケジュール(予定)
07:30 新宿駅西口 集合/出発
11:30 福島県伊達市 到着
(味噌汁とおにぎりで昼食をとりながら、被災地の現状を伺う。)
12:30 味噌づくりワークショップ開始
(子ども、大人、この趣旨に賛同する県外内のみんなでつくります。)
13:30 味噌づくり終了
14:00 福島出発
19:00 新宿駅西口 到着/解散予定
※ツアーの内容は、天候や交通状況などの事由により変更する場合もあります。

※長時間のバス移動が苦痛?いや、バスだからこそ車中で普段できない学びと交流の時間が持てます。ヤマキ御用蔵や飯舘の懐かしい映像、また、自主上映でしか見れない映画も。語り部も同行します。

■主催
味噌の里親プロジェクト

■協力
ヤマキ御用蔵・協同組合品質安全共同推進センター
パルシステム連合会地域活動支援室

■旅行企画・実施
有限会社リボーン<エコツーリズム・ネットワーク>
東京都知事登録旅行業第2-4850号
(社)全国旅行業協会会員

(さらに…)

天ぷらバスで行く!いわきオーガニックコットンプロジェクト(畑づくり編)

国内ツアー2012/12/02

昨年、年間通して活動してきた「いわきコットンプロジェクト」の2013年第一弾です。次回は4/29です。

  • 日程
    2013年3月9日(土)
  • 場所
    福島県いわき市

2013年最初の活動は、為朝集落での畑づくりです。春の種まきに向けて、お手伝いに行きましょう。
天ぷらバスボランティアチーム〈いわきコットンプロジェクト〉2012年の歩み

「いわきオーガニックコットンプロジェクト」とは
東日本大震災により大きな被害を受けた福島県いわきだからできること、しなければならないこと・・・いわきの明日、持続可能な未来に向けて、「いわき・おてんとSUNプロジェクト」として3つの復興まちづくりに取り組み始めました。その中の1つがオーガニックコットンです。
「いわきオーガニックコットンプロジェクト」では、福島、いわきの農業の復興・再生に向けて、2012年春より、市内15箇所、1.5haでコットンの有機栽培が始まりました。初めてのコットン栽培に、地元農家やNPOなどが汗を流しています。多くのボランティアが首都圏から訪れ、栽培の支援を行っています。
このコットンを、昨年10月より収穫し、2013年6月にはTシャツなどの製品化を行う予定です。オーガニックコットンが、福島の新たな産業になることを目標としています。
リボーンはプロジェクトの一員として、2012年4月から継続的に天ぷらバスを走らせてきました。いわきの皆さんと交流をはかりながら、引き続きこのプロジェクトを応援していきます。

「オーガニックコットン」の栽培

普通の綿花栽培では、かなりの量の化学肥料と農薬が使われています。
 人の体にやさしいオーガニック・コットンを作るためには、有機肥料などによる土壌作りを行い、農薬の類を一切使わず、手間をかけて栽培を続けなければなりません。

「遠野為朝集落」とは
山あいにある十三世帯・四十二人が暮らしている小さな集落は、湧き水を引いた簡易水道で水を供給していました。
4年ほど前から、ゆずと梅を使ったジャムの販売や、野菜の収穫体験・ドレッシング作りなどで地域おこしをしていました。
しかし、昨年の4月11日に起きた震度6弱の余震により、簡易水道の利用は止まり、今も日々、タンクを積んで水汲みに通っています。
そこで、地域おこしの世話人をしている折笠茂子さんはそんな現状を機会あるごとに外に伝え、寄付金を集めたり、ボランティアを募る活動を続け、今回のプロジェクトにも積極的に取り組み、集落を盛り上げています。

「天ぷらバス」とは
廃食油をリサイクルした燃料『BDF』100%で走る観光バス。植物由来の燃料なのでカーボンニュートラル。CO2の排出ゼロのとってもエコなバスツアーです。親しみを持っていただくために「天ぷら油リサイクルバス(通称:天ぷらバス)」と呼んでいます。

■協力
NPO法人エコツーリズム・ネットワーク・ジャパン、NPO法人ザ・ピープル、 株式会社AVANTI、ふくしま支援・人と文化ネットワーク ほか

(さらに…)

豊かさとは何か? 自然エネルギー100%デンマーク/ ロラン島ライフスタイル体験エコツアー〈プログラム内容〉

海外ツアー2012/12/01

豊かさとは何か? 自然エネルギー100%デンマーク/ ロラン島ライフスタイル体験エコツアーのプログラム内容です。ツアー詳細と合わせてご覧ください。

  • 日程
    2013年4月7日(日)~13日(土)7日間※成田空港への到着は14日(日)になります。
  • 場所
    デンマーク(コペンハーゲン、ロラン島)

■現地コーディネーター
ニールセン北村朋子
今回のツアーへはガイドも兼ねて現地で合流されます。北村さんは現地在住の環境ジャーナリストで、森の幼稚園の運営委員、ロラン市地域活性化委員、デンマーク・インターナショナル・プレスセンター・メディア代表メンバーでもります。
2012年デンマーク・ジャーナリスト協会東デンマーク地区ジャーナリスト賞を受賞。デンマーク人の夫と息子、ジャックラッセルテリア1匹とともに、旧農家に暮らしています。
また、2012年7月15日(日)より全国の書店で、ニールセン北村さんの初めての本が出版されました。タイトルは「『ロラン島のエコ・チャレンジ』-デンマーク発、自然エネルギー100%の島」です。ぜひご覧ください。

デンマーク最大のオーガニック農園 クヌセンルン(ニールセン北村朋子さん)

ニールセンさん クヌセンルンにて

【主な訪問先】

①オンセウィ気候パーク
元原発予定地だったが、現在は風力発電パークとして世界初の取組を紹介

オンセヴィ自治会長カールさんの地産地消レストラン

オンセヴィ自治会長カールさんの地産地消レストラン

②気候センター
デンマークで最古の砂糖工場だったが、今では「気候工場」という名称で、世界の気候や エネルギーの現状を見せる巨大地球儀はロラン島だけが一般公開されていて、東日本大震災と津波の世界への影響もみることができる。

③森の幼稚園
自然の中で行う幼児教育・保育を総称して「森の幼稚園」と言っているが、誕生したのはデンマーク。その後、ドイツで大規模に普及し、日本にも沖縄、千葉など全国的に広がった。北村さんの息子さんもロラン島の森の幼稚園の卒業生。

私立森の幼稚園「青いアネモネ」

私立森の幼稚園「青いアネモネ」

④クヌセンルン農園
デンマーク最大のオーガニック農園。羊とやぎの乳製品が有名で、2010年のワールドチーズアワードで金賞受賞。食にこだわるお土産にも喜ばれる。

⑤ファイ島、リル島などのリンゴの島
デンマークーリンゴの樹が目立つ。ちょうどリンゴの花の咲く季節なので、小さな島を散策しながらパーマカルチャー(循環型農業)を実践している人を訪ねます。

ロラン島の各家にある特産品のりんごの木

ロラン島の各家にある特産品のりんごの木

⑥H2インターアクション
世界初、水を分解した水素で町のエネルギーを賄おうというプロジェクト。今年は合計35軒の家庭に、第3世代のマイクロCHPが導入予定で、ロラン市では学校と連動して環境教育にも利用している。

水素について学べるH2インターアクション

水素について学べるH2インターアクション

⑦Business LF
「ミスターエネルギー」と呼ばれるロラン市議レオクリステンセンさんの所属するロラン市の隣のグルボースン市の事業、ツーリズム、地域開発を目的とした第3セクター。全国で15人の大臣直轄の環境アドバイザーでもあるレオさんから直接案内をしていただく予定です。

レオクリステンセン議員とニールセン北村さん

レオクリステンセン議員とニールセン北村さん

上記プログラム内容のツアーの詳細・お申込みは下記をご覧ください。

2013年4月7日(日)~13日(土)7日間 ※成田空港への到着は14日(日)
豊かさとは何か?
自然エネルギー100%デンマーク/ ロラン島ライフスタイル体験エコツアー


寺田本家の酒蔵寒仕込み見学&とーじ舎古民家体験エコツアー

国内ツアー2012/11/13

終了しました。来年をお楽しみに!

  • 日程
    2013年2月11日(月/祝)
  • 場所
    千葉県神崎町(寺田本家、とーじ舎)

知る人ぞ知る「寺田本家」の酒蔵寒仕込みの見学に行きましょう。
米の収穫も終わり、寒さも増してくる頃、酒蔵では本格的な仕込みがはじまります。
地元でとれたオーガニックのお米と麹菌を使って、昔ながらの方法で仕込む天然醸造で仕込む寺田のお酒に、日本酒の定義を覆された方も多いことでしょう。
通常の酒蔵は雑菌の混入を仕込み作業や麹菌室を見せるのを嫌がりますが、寺田本家は見学ウェルカム。それは、どんな菌も敵とせず、自然のバランスの中での醱酵を大切にしているから。

そんな寺田本家の寒仕込みの見学に行きましょう!午後からは、とーじ舎古民家での田舎暮らしの体験もあります。神崎に移住したカンザワさんのお話も楽しみです。

■参加費用
お一人 8,000円(大人/小人共通)
※座席を利用せず、食事も必要ない幼児は無料
※往復バス代、保険代、昼食代、体験費用、その他雑費など含む
■募集人員
25名(最小催行人数15名)
※定員になり次第、受付終了となります。お早めにお申込みください。
■旅程管理者
同行します
(NPOエコツーネットスタッフ)
■スケジュール(予定)
07:45 新宿駅西口 集合/出発
10:30 寺田本家 到着
(寒仕込み見学、昼食、とーじ舎の古民家体験など)
15:00 寺田本家、とーじ舎 出発
18:00 新宿駅西口 到着/解散予定
※ツアーの内容は、天候や交通状況などの事由により変更する場合もあります。

■協力
寺田本家 トージバ
NPO法人エコツーリズム・ネットワーク・ジャパン

(さらに…)

新宿の森・伊那でクリスマスツリー&リース作りツアー を終えて

レポート2012/11/12

ツアーレポートUPしました。

  • 日程
    2012年 11月11日(日)日帰り
  • 場所
    長野県伊那市(新宿・伊那の森)

新宿の森・伊那をご存知ですか?
今回のツアー参加者は、新宿区民の方が多かったのですが、行ったことがないのはもちろん、ツアーチラシではじめて知ったという方もいらっしゃいました。

新宿区民の方をはじめとした都心部の方に、「新宿の森」について知ってもらうだけでなく、実際に行って、日常ではできない体験をすることで、「新宿の森」をもっと身近に感じてもらいたいという企画です。

今回はクリスマスツリーとリースを作ったわけですが、皆さま思ったより大きな木に目をつけていたので、受け口を作って、間伐の要領で木を倒し、各ご家族で1~2本持って帰れる長さに切りました。

リースは、ぶどうとあけびの蔓を使ってぐるぐると巻いて、好きな大きさに作りました。

ツリーとリースの飾りに、どんぐりや松ぼっくりを拾いながら、森を散策し、新宿の森・伊那を満喫。

参加者の皆さまからは、「ノコギリは難しかったが、木を切るのは楽しかった」「自然に行くことがないので、貴重な体験だった」「素材からツリーやリースを作る機会は滅多にないので、楽しかった」などの感想をいただきました。

今後も新宿の森・伊那が身近に感じられるツアーを企画していきたいと思います。
その前に、学校や企業などの団体で、新宿の森・伊那へ行ってみたいという方、お問合せください。

ツアーディレクター 壱岐まゆ子

2012年 11月11日(日)
日帰り新宿の森・伊那でクリスマスツリー&リース作りツアー

(さらに…)

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ヤマキ御用蔵グループ 味噌仕込み体験エコツアー

国内ツアー2012/11/12

終了しました。来年をお楽しみに!

  • 日程
    2013年1月20日(日)
  • 場所
    埼玉県神川町(ヤマキ御用蔵)

国産大豆を使用して、皇室にも献上する味噌や醤油を作っている老舗の醸造蔵を見学します。
冬は味噌仕込みに最適な季節です。
実際に使用されているオーガニック大豆を使い、プロの指導の下で手前味噌作りに挑戦!

■参加費用
大人8,000円、小人6,000円(小学生以下)
※往復バス代、保険代、昼食代、体験費用、その他雑費など含む
■募集人員
25名(最小催行人数15名)
※定員になり次第、受付終了となります。お早めにお申込みください。
■旅程管理者
同行します
(NPOエコツーネットスタッフ)
■スケジュール(予定)
08:00 新宿駅西口集合/出発
10:30 ヤマキ御用蔵到着
(蔵見学、昼食、味噌仕込み体験など)
15:30 ヤマキ御用蔵出発
18:00 新宿駅西口到着/解散予定
※ツアーの内容は、天候や交通状況などの事由により変更する場合もあります。

■主催
NPO法人エコツーリズム・ネットワーク・ジャパン
※この活動は、新宿区協働推進基金NPO活動資金助成事業として行っています。

■協力
ヤマキ御用蔵グループ
■旅行企画・実施
有限会社リボーン<エコツーリズム・ネットワーク>
東京都知事登録旅行業第2-4850号 (社)全国旅行業協会会員

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