◇ ODOPとは
この旅は、ラオス南部で行われるJICA事業、ODOP(One District One Product)というプロジェクトが大きなキーワードになっています。
ODOP運動とは、その土地に根差した産品・技術・文化を尊重する形で、さらに磨きをかけることによって、世界に太刀打ちできる産品を作り、自分たちの生産品に自信・誇りを持っていただくとともに、彼らの収入を増やし、地域の生活を向上させるというビジョンを持ったプロジェクトです。
ラオスには、自然の恵み・伝統的手法を使った産品など、希少価値のある資源・素材・伝統工芸がそのままの形で残っています。しかし、質の問題村人の市場へのアクセスの困難商品の市場ニーズに合ってないデザインの問題などから、産品その物の価値はあまりない状態です。ラオスは、タイや中国・ベトナムなどから、たくさんの安い大量生産の生活用品、調味料などを輸入しています。自分たちではそういったものが作れないのが現状です。
ラオス南部(サバナケット県・サラワン県・チャンパサック県・アタプー県・セコン県)の一村一品運動プロジェクトでは、タイや日本などの海外から専門家を呼んで、産品開発の為の技術支援やマーケティング支援・デザイン支援などを行い村人の生活水準を向上させることを目指し活動しています。
◇ 現地コーディネーター
元JICAラオス一村一品スタッフ 守野雄揮さん
JICA ODOP Project,Senior project coordinator大学を卒業した後に、タイで一年間国際学生NGOで活動。その後JICAのプロジェクトのラオスの一村一品運動(ODOP)プロジェクトで2010年7月から2012年2月末まで活動。ラオスのゆっくりとした田舎生活、ラオス人の何でも「ボー・ペン・ニャン=問題ない!大丈夫!細かいことは気にするな!」の性格、また、そんなラオスが秘める優れた伝統工芸技術と破壊されていない貴重天然資源への魅力にひかれラオスに一生滞在することを希望。
現在は、ラオス南部パクセ在住の青年実業家でもあり、エコノミーで生活感があり、快適なゲストハウスの経営にも着手。今回のツアーで使用するホテルは、こちらのホテルです。
◇ 托鉢体験
仏教で出家者の修行の一つで、信者の家々を回り、生活に必要な最低限の食糧などを乞い、功徳を積ませるもので、特にラオスでは世界でも最大規模の托鉢が行われているところもあります。
信者以外の観光客でも托鉢行列の通るところに待っていて器から一握りずつカオチャオ(もちごめ)を修行僧に渡すことで托鉢体験に参加することもできます。ただし、早朝5時~6時のに準備して待っていないと、すぐに終わってしまうことも。
◇ ボラベン高原
アンナン山脈のあるラオス東部のベトナム国境とメコン川の間に位置した高原。標高は1000~1350m程。高原では、多くの川が交わり、また風光明媚な滝が複数存在します。気候は、最低気温が10℃、最高気温が30℃と冷涼な気候であるため、雨期と乾期を問わず野菜栽培が可能であるという利点を持ち、周辺地域ではキャベツ、コーヒー、お茶、じゃがいもなどの生産が盛んで、ラオス最大の野菜生産地となっています。特にコーヒー、茶などの栽培が始まったのは、1920年代にフランスが気候、土壌、流通面などからパクセー近郊のボラベン高原を生産地として決め、生
産センターを造り、ラオス全土に広げていったと言われています。
コーヒーの生産はフランス人の厳しい管理の下、そのほとんどがカンボジア経由でベトナムやタイに輸出され、世界に広がっていきました。

お茶の生産者







