内容を一部変更して、少人数の個人手配というかたちで催行しました。
持続可能なスウェーデン協会の日本代表レーナ・リンダルさんと教育プロジェクト担当のバルブロ・カッラさんと一緒に、地元市民と交流するツアーを企画しました。
持続可能なスウェーデン協会理事 レーナ・リンダルさんより
日本の皆さんへ
スウェーデンは環境先進国として知られていますが、1986年のチェルノブイリ原発事故の被害を受けた国の一つでもあります。チェルノブイリ事故の時スウェーデンにいた私は、そのことを忘れることができないまま福島の事故を日本で経験しました。チェルノブイリは、もうすぐ27年前のことになります。スウェーデンの被害を受けた地域や人々は、今どうなっているのでしょうか。昔のことをどのように考えているのでしょうか。福島事故後の日本を考えるのに参考になるのではないかと思って今回のプログラムを考えました。
3.11以降のスウェーデンツアーは福島出身の方々が参加するようになったので、ツアー中に福島の現状をスウェーデン市民に伝える機会を設けることにしました。今回もスウェーデンの市民団体、高校生や現地のメディアに福島のことを伝える機会を最初からプログラムに盛り込んでいます。福島の方以外でも、伝えたいことがあればツアー参加申込みの時に是非その希望を企画者の私たちに教えてください。
原発事故の問題を背景にしますが、このツアーは希望が湧くような内容になるよう心がけています。新エネと教育の可能性を感じてもらいたいし、市民運動の力や民主主義の魅力も感じてもらいたいと考えています。
冬は寒い季節ですが、スウェーデンの家は暖房と断熱がしっかりしているので、室内は常に暖かく快適です。冬のエネルギーは死活問題ですので、スウェーデンのエネルギー事情を一番よく理解できるのは冬です。冷たくて美味しい空気と静かな雪景色を一緒に楽しみましょう。
【スケジュール/宿泊(予定)】
1 |
2/2 (土) |
(当日日本発の場合) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 夕刻:【集合】ストックホルムのホテルにて <ストックホルム泊> |
(機) |
2 |
2/3 (日) |
ストックホルム(徒歩・公共交通)【終日】→(列車)イエブレ【夕刻】 <イエブレ泊> |
朝 昼 |
3 |
2/4 (月) |
イエブレ(公共交通)【午前】→(列車)スンズヴァル【午後】 <スンズヴァル泊> |
朝 |
4 |
2/5 (火) |
スンズヴァル 滞在(公共交通) <スンズヴァル泊> |
朝 |
5 |
2/6 (水) |
スンズヴァル(列車・バス)【午前】 → シェレフテオ【午後】 <シェレフテオ泊> |
朝 |
6 |
2/7 (木) |
ウーメオ 滞在(公共交通) <ウーメオ泊> |
朝 夕 |
7 |
2/8 (金) |
ウーメオ 滞在(公共交通) <ウーメオ泊> |
朝 |
8 |
2/9 (土) |
ウーメオ(空路) → ストックホルム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (当日現地発の場合) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2/10(日)午前:成田着 |
朝 (機) (機) |
※上記予定は訪問先ややむを得ぬ事情により変更になる場合があります。
※「公共交通」には徒歩も含みます。
※ 当初予定に含まれない交通費、食事代などは随時参加者から実費を徴収させていただきますのでご了承ください。
■企画主催
エコツーリズム・ネットワーク・ジャパン(通称エコツーネット)は、持続可能な社会の仕組みを目指すために、エコツーリズムを通じて全国に交流の場、学びの場を広げています。
エコツーネットの企画する旅は、旅を通して人を大切にする、地域を大切にする、自然を大切にするきっかけを提供するためにも、参加者には、この旅のメンバーとして参加いただくかたちになります。
■旅行事務局
有限会社リボーン
東京都知事登録旅行業第2-4850号 (社)全国旅行業協会会員