カーボンオフセットの取り組み

リボーンでは、21世紀型の環境に配慮した本物のエコツアーを実現しています。
その取り組みとして、お客様に本物のエコツアーの気持ち良さを体験していただくために、
ご提供するエコツアーから地球温暖化の原因であるCO2などの温室効果ガスを削減するため、
カーボンオフセットをご提案しています。

リボーンでは、循環型社会のモデルを体験・啓蒙するため、主に都市近郊からのバスによるエコツアーのすべてに、家庭で使用された廃食油を回収・リサイクルした燃料『BDF(バイオディー ゼルフューエル)』100%で走る観光バス、通称『天ぷらバス』を採用し、 移動中に排出されるCO2を大幅に削減しています。『BDF』は 植物性の燃料なのでカーボンニュートラル。よって『天ぷらバス』は、CO2排出 ±0(ゼロ)のエコバスになります。観光バスを使ったエコツアーをお考えのお客様は、ぜひ『天ぷらバス』をご検討ください。
さらに『天ぷらバス』は単なる移動手段だけでなく、移動教室(環境ビジ ネスセミナー、顧客交流など)としてご利用いただくお客様も増えています。詳しくはリボーンまでお問合せください。

『天ぷらバス』で使用(給油)している『BDF』
>> 東京油田開発2017/染谷商店(東京都墨田区) … 天ぷら油を一番使うのが東京を始めとした大都市。たくさんの人々が、暮らしの中で使ったてんぷら油は、言わば東京生まれのeco資源。ひとりや家族の使う量は少なくても、そのeco資源が何千万人分と集まればその量も莫大に。つまり東京は、間違いなく世界有数の規模をもったecoな油田なのです。
>> 社会福祉法人いたるセンター(東京都杉並区)… 学校給食の廃食油からBDFを生産しています。
>> あいとうエコプラザ菜の花館(滋賀県)… 菜の花プロジェクトの発信地です。
カーボンニュートラル(炭素中立)とは…
もちろん車が走れば燃料は燃やされて温室効果ガスである二 酸化炭素(CO2)を発生しますが、『BDF』は化石燃料では なく植物性燃料であるため、発生したCO2はその起源であ る 植物自身が再び吸収してくれるとして、CO2の発生を±0(ゼ ロ)と見なすことができます。この考え方をカーボン ニュートラル(炭素中立)といいます。
これまでの『天ぷらバス』の実績
■ 主催例 … 都市農村交流、自然体験などのリボーンが企画・主催するエコツアーに 利用しました。
◎ 都市農村交流グリーンツアー(日帰りバスツアー)(平成21年 度 農水省補助事業)
◎ BDFバス全国キャラバン カーボンニュートラル・エコツ アー(平成19年度 新エネルギー・省エネルギー非営利活動 促進事業)
■ 貸切利用例 … 自治体、NGO、企業、教育機関などのオリジナルのエコツアー に利用しました。
◎ 里山、森林整備(間伐、下草刈り、植林、どんぐり拾いなど)
◎ 有機生産農家視察・農作業体験
◎ 環境対策施設見学(発電所、廃棄物処理場、地域冷暖房施設ほか)
◎ 富士山清掃ボランティア(課外授業、社員研修、顧客サービスな どとして)
◎ イベント来場者輸送(環境フェア、国際会議、見本市会場内輸送など)

リボーンでは、カーボンフリーなエコツアーを実現するために、オプションとして、カーボンオフセットクレジットの販売を開始します。例えば、羽田空港(東京)から旭川空港(北海道)まで飛行機で往復した場合、CO2排出量は約480kgです。この排出量のすべてまたは一部をオフセット(相殺)するために、クレジットを購入いただくことで、カーボンフリーなエコツアーにより近づくことが出来ます。

さらにリボーンでは、環境省がすすめる国内のカーボンオフセットクレジット”J-VER”の中から『森づくり』のクレジットをご提案。例えば『紋別市有林間伐促進型森づくり事業』などのJ-VERをご購入すると、エコツアーがカーボンフリーになるだけでなく、健全な森林の育成、生物多様性の保全につながります。
エコツアーにおけるカーボンクレジットの利用、購入に関してご興味のあるお客様は、お気軽にリボーンまでご相談ください。

<販売内容>

  • オプション1:ツアーにおけるCO2排出量の計算(第三者認証付き)
  • オプション2:カーボンオフセットクレジット(J-VER、CERなど)の販売
  • ※オプション1、2いずれまたは両方をご購入いただくことができます。
    ※金額については、内容によりますので、まずはお気軽にご相談ください。

    ◎カーボンオフセットとは…
    まずは社会を構成する市民、企業、団体、自治体、政府など、日々の生活や活動などから排出される自らの温室効果ガスの排出量を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、どうしても削減しきれないCO2など温室効果ガスの量を、他の場所で削減された量で埋め合わせしようという考え方です。
    例えば、現在、環境省がすすめているJ-VERでは、植林や間伐など森を保全することによってCO2の吸収量を増やすことで、その吸収量をクレジットとして、削減しきれない排出量を相殺(オフセット)するという手段があります。
    また国連などではCDM(クリーン開発メカニズム)により、発展途上国の工場などに自然エネルギー、省エネ技術などの導入することで、本来排出されていた量から削減された量をCER(国連が認めた排出量)としてクレジットにしてます。このクレジットを購入して、相殺するという手段もあります。
    ◎J-VERとは…
    環境省による「カーボン・オフセットに用いられるVER(Verified
    Emission Reduction)の認証基準に関する検討会」の議論におけるオフセット・クレジット(J-VER)制度に基づいて発行される国内における自主的な温室効果ガス排出削減・吸収プロジェクトから生じた排出削減・吸収量を指します。カーボン・オフセット等の自主的な取組に活用可能です。

    ※J-VERについて http://www.4cj.org/jver.html
    ※オフセット・クレジット(J-VER) http://www.4cj.org/jver/anken02.html
    (上記、気象変動対策認証センターのWEBサイト内)

    ※カーボン・オフセットによって自分の排出量をすべて埋め合わせできた場合、
    「カーボン・ニュートラル(炭素中立)」と呼びます。
    ※カーボン・オフセットによって自分の排出量よりも多い削減・吸収量を購入した場合、
    「カーボン・マイナス」と呼びます。