さいたま市見沼区倫理法人会で講話しました。 廃食油を精製したバイオ燃料で走る通称天ぷらバスで日本の都市と農山漁村交流を続けてきました。そこで出会った人々の生きざまは、多くの旅人たちを元気づけました。これからの旅はますますその役割がおおきくなるでしょう。旅を天職とした者の想いを聴いていただければ幸いです。
さいたま市見沼区倫理法人会で講話しました。 廃食油を精製したバイオ燃料で走る通称天ぷらバスで日本の都市と農山漁村交流を続けてきました。そこで出会った人々の生きざまは、多くの旅人たちを元気づけました。これからの旅はますますその役割がおおきくなるでしょう。旅を天職とした者の想いを聴いていただければ幸いです。
コロナ鎖国時代 海外の旅の案内人たちはどうしてる?
リボーンで繋がりのある海外在住の案内役の皆さんから返事が届いています。
【リボーンニュース4月22日発信号より】
先週お送りしたイタリア、フランス、スウェーデンの「旅の友」からの生メールに反応いただいた方が多数いらっしゃったので、他国の方々の生メールも一部紹介させていただきます。
10日程度の間に、日本は状況が悪化し、一方、改善の兆しが見えてきた国の方々からものもあります。
地球は狭くなりましたね。
だから自由に繋がりたいのですが、せめて・・・
旅の空に想いをのせて・・・・
“He waka eke noa”
(マオリ語で「私たちはみんな一緒にいます」という意味です)
●ニュージーランド オークランド在住 ダイさん●
お世話になっております。
ご連絡ありがとうございます。ついに日本も緊急事態宣言ですね、NZは4週間の国封鎖(Lockdown)からようやく2週間経ちました。
私たちには、一日一回の Shoppingと、一日一回の散歩(ジョギング)のみが許されています。
Shoppingも、マスクをした警備員が並び、人と人との間は約2ⅿあくよう仕切りがされてあり、お店に入る人数も、品数も、滞在時間も制限され、おしゃべさえも禁止され、店には音楽も流れていませんので、楽しいといった雰囲気ではまるでなく、常に監視された私たちは囚人のようです。
公園や街などで、たむろしていると警察に叱られます。
警官に唾をはいた不良が14年の禁固刑になるというニュースが今日はいってました。
日本は憲法上、自粛要請を国がだしてもあくまでお願いレベルで、警察力で押さえつけることはできない、と聞きました。
NZは幸いにしてLockdown直後に給料保障(Wage Subsidy)が支給されました。
これにより、NZで働く人のほぼ全員のぎりぎりの生活は保たれました。
けれどもし、所得の保証がなく、自粛だけを要請してたら、とっくの昔にNZでも暴動が起きたでしょう、日本もようやく助成金なり一家庭30万円なり決まってきているようでなによりです。
それでも、新型コロナは世界的にピークを迎えているようにも見えます。
このまま終息に向かい、以前のように再開できることを楽しみしております。
申し遅れましたが、○○は、今回の件で退職となりました。
ご報告が遅れ申し訳ありませんでした。
●コスタリカ サンホセ在住 ウエダさん●
ご無沙汰しております。
ご丁寧にご連絡を頂きありがとうございます。
コスタリカは、国内感染者が30名ほど確認された時点で国家非常事態宣言を発令し、今日で自宅自粛24日目を迎えます。
もちろん国立公園もビーチも閉鎖となり、買い物と早朝ランニング以外は家に閉じこもっていますが、心身共にすこぶる元気でやっております。
コスタリカは、現在感染者480名、死者2名と他国と比較すると感染被害は少ないですが、官民一丸となってこの難局を乗り越えようという気概で溢れており病室増加や防護服の確保などメディカル的な面もさることながら、経済的な支援も政府が矢継ぎ早に対策を講じております。
また、大学生が人工呼吸器を開発したり、裁縫の学生が医療用マスクを作り医療関係者に贈与したりと、学生や企業の自主的な関与も目立っており、コスタリカの国民性と教育に改めて感心しております。
私の方は、数年前からやりたくても忙しくて出来なかったWebサイトリニューアル作業に着手し、1日があっという間に過ぎてしまいます。
エコツーリズムに特化した商品をオリジナルツアーも含めてアップしますので完成したら、是非サイトに訪問してください。
●マレーシア コタキナバル在住 ダニーさん●
(今年の2月のボルネオツアーでご一緒してからツアーはすべて中止です)
早速の返信ありがとうございます。
お互いにご家族と皆さんも健康を第一にして、またよろしくお願いします。
お世話になります。
マレーシア の CORONA VIRUS 19 LOCKDOWN 情報について :
*3月18日~31日まで封鎖を決定したそう。旅行者は基本的に入国禁止。
*マレーシア人の出国も禁止。
今旅行業は大変です。
また、よろしくお願いします。
●スペイン マドリッド在住 ひろみさん●
お久しぶりです!
お陰さまでこんな状況ですが、元気にしています。
家からは出られませんが。。。
出られるのは 最小限の買い物、銀行、病院に行くこと、犬の散歩。
犬の散歩も警察が24時間見張っていて、今日も娘が8時に犬を散歩させていたら、警察官から早く帰れと言われて、まだ糞をしていないので帰れないと言ったそう。
下手して罰金になると8万円ぐらいなので、答え方も考えなければなりません。今買い物から帰ってきたところですが、一番大きなスーパーマーケットへ行ったら、とにかくマスクに手袋しないと入れてくれないし、キャッシャーに並ぶのに2メートル間隔。
すごい列でせっかくみんなの昼ごはんを狙っていったのに、2時間ぐらいかかりました。
明日から本当はイースターの大きなお祭りだけれど全部中止。だけど店は閉まるのでみんな殺気立ってた。とまあこんな状況です。
日本も大変になってきたようだけれど、でもまだまだゆったりしてますね。
●イギリス ウェールズ在住 あきこさん●
ご無沙汰しております。
私の方も元気です。日本もいよいよロックダウンに近い状況になってきた様ですね。
イギリスは現在、ヨーロッパにではイタリア、スペインに次いで死者数が多く、特にロンドン、バーミンガム近郊での感染、死者数が多数を占めています。
学校も三月の中旬から休校になり、状況次第では9月の新年度まで休みになるという話です。大学入試、高校入試の様なテストも中止となりその代わりに今までの成績から先生がポイントをつけるようです。
同じく三月の中旬頃、まだ患者数もそれほど多くない時に、すでにロンドンではナイチンゲール病院と名付けた屋内競技場に4000台のベットを置いた仮病院を設置し始め、また追加の死体安置所も設置しているというニュースを聞き、今後どうなるのかと不安になりました。最近は私の近所のレジャーセンターでも追加のベットを設置しているとの事です。
食料、飲料品の小売り以外の店は閉店しており、たまに散歩している人を見かける程度で、ここウェールズでは街は閑散としています。
先日電話で島崎さんとも話をし、元気にしている様です。
三月中はパニック買いをする人が多く、トイレットペーパー、パスタ、トマトソース、ハンドソプ、強力粉等が手に入りませんでしたが、最近やっと落ち着いてきたようです。スーパーでは一度に入れる人数を限定。
皆外に2mの間隔をあけてを作り、順番がきたらカートを除菌シートで拭いてから買い物をします。出口も別に設けて、人が交差しないようにしています。
首相が各家庭宛てた手紙が昨日届きました。内容はこの国家緊急事態時に命を守り、nhs(National health service) を守るため、家に留まるようにという手紙でした。基本一緒に住んでいる人以外は友達、家族とも合わない。
外出は食料の買い物、1日一回の散歩、ランニング又はサイクリング、薬、処方箋の調達、テレワークができない場合の通勤以外は禁止となっています。
警察も所々で検問してチェックして、違反している場合罰金も課される人が出ているようです。
日本とは違い、マスクは効果が証明されていないので推奨しないと言われています。
多分手に入らないからそう言ってるんでしょう。
イギリスはこんな状況です。まだピークにも達していないので先行きが見えず、夏休みに日本へ帰ろうとチケットも取ったのですがそれもどうなることやらです。
——
いづれも私から唐突にメールさせていただきましたが、皆さん、このとおり丁寧にお返事をいただきました。ほかにもお返事をいただいていますので、改めて紹介させていただきます。
想い出の写真は以下のサイトで見てください。
→ ここから
コロナ鎖国時代 海外の旅の案内人たちはどうしてる?
リボーンで繋がりのある海外在住の案内役の皆さんから返事が届いています。
【リボーンニュース4月14日発信号より】
新型コロナウイルス感染症には自宅、自国待機が最も安全かつ最短の解決法であることは間違いありません。
私たちを守っていただいている医療関係者をはじめとした皆様に感謝しつつ、じっと我慢をしている皆様にも敬意を表します。
今、「旅」は厳禁です。私たち旅行業に関わる人々もじっと我慢をしなければなりません。
しかし、この苦境を乗り切った暁には、まずは「旅」に出かけられるように私たちは準備をしておきます。特にリボーンの旅で最も大切なのは
旅先で案内してくれる人々です。今、地球上の様々な国のコーディネーター役の皆さんもじっと我慢して暮らしています。
私からメールを送ったら、まさに全員から、すぐに返事が届きました。
この繋がりを大切に、終息と復活を夢見ています。
「旅」で繋がる皆様にもメディアとは異なる生のお便りとして一部を紹介させていただきます。
そして、皆様と元気に旅に出れる日を楽しみにしています。
どうぞ、お体をお大事にお過ごしください。
~海外各地の旅の案内人たちは今、どうしてる?~
●イタリア ミラノ在住 仲西さん●
メールありがとうございます。日本も緊急事態宣言が出されたとか。
でも、何の強制力もないとかで、笑ってしまいます。
つまり、責任は国民に丸投げということですね。
イタリアはめちゃめちゃひどいことになりましたが、日本に比べればかなりというか、相当前向きだと思います。
経済立て直し策も着々と進んでいます。
日本はイタリアやスペイン、アメリカの惨状を見ていたはずなのに、何をしていたんでしょうね。
まだ犠牲者の数が比較にならないほど少ないけど感染経路を特定できない感染者が増えていることは要注意なのに。
とても心配だし、腹も立ちます。
怒りはさておき、色々とご心配いただき、感謝しています。
私も開店休業中です。
本の準備も、取材ができないので進んでいませんし、コロナが終息した後も深い傷が残りそうです。
日本は環境保持の大切さを今まで以上に無視して「お金を稼ぐ」ことにがむしゃらになりそうで、それも怖いです。
私が伝えたいテーマの様な本が出版にこぎつけられるのかどうか。
まあ、それもさておき、私はとりあえず元気です。多くの方が亡くなり、ピークは超えたとはいえ、今も毎日500人以上の方が命を落とし続けています。
でも、改めてイタリアの素晴らしい部分に感動もしています。
こんな時だからこそ連帯しようとするし、買い占めなどのパニックが起きたのも移動制限が初めて出た日と、さらに全国的に制限がかかった日のみで(それも大したことはなかった)、それ以外は落ち着いたものです。
これも、イタリア国政府が素早く流通の確保を約束し、すぐに実行に移したからです。
感染者が断トツに多いロンバルディア州から少ない南イタリアに避難した人もいましたが、そのために、感染者がいなかった南イタリアに感染が広がって大きな問題になり、厳しい罰則がついたこともあって、今はそれも落ち着いています。
ロンバルディア州政府は毎日感染の状況報告と新しい対策とその進捗状況などを公表しています。
かなり自画自賛的なところもありますが、この6週間の間によくここまで、と驚きます。
イタリア国政府も、ほぼ毎日大統領の呼びかけや記者会見を放送しています。
コロナウイルス対策への寄付だけもすごい金額が集まっている様ですが、それだけでなく、自分も感染するかも知れない様な内容のボランティア活動も活発です。
ただ非難合戦するのでなく(そういうイタリア人もいますが)、今何が必要かを冷静に判断して実行に移すイタリア人も相当数いることに感動を覚えます。
何だか抽象的な内容になりましたが、今は窓から美しい春の移り変わりを楽しむことで満足しています。
買い物には困らないし、時間もたっぷりあるので食事にも工夫を凝らしたり。
プルーン、レンギョウ、桃、桜、木蓮、コブシなどの開花や、雑草たちの小さな可憐な花を、来年の春は10倍楽しむことができると思います。
どうぞ日本の皆様もお元気でお過ごしください。
また近いうちにお会いできることを心より希望しています。
以上、お伝えしたいことは山の様にあるのですが、
キリがないので、とりあえずこの辺りで。
●フランス パリ在住 羽生さん●
私もご連絡しようと思っていました。
こちらでは外出禁止が一層厳しくなり、公園閉鎖、ブローニュの森なども禁止、パリではジョギンングなと個人のスポーツも禁止になりました。
あまりに多くの人がその名目で外出しているからです、週末、気を緩めた人が多いようです。
外出禁止は、政府はまた日にちを言っていませんが、延長されるでしょう。
地方ごとに解除していくと行っています。パリとその近郊は、フランスで一番感染者が多い地方になってしまいました。特にうちの県では病院のベッドが満杯です。
コロナや外出禁止に関する情報が一番早く日本語ででるのは、パリの日本語新聞オヴニーです。
https://ovninavi.com/コロナ:スポーツ理由の外出、10h-19h禁止%E3%80%82/
このページの右のPDF版をクリックして4ページ目左上に、アマップがコロナにどう対応しているかを書きました。
「社会ラボ」というコーナーです。
(追伸、以下は数日後のメールです)
1時間前にマクロンが演説しました。5月11日から順次、外出禁止を解いていくが、ホテル、レストラン、カフェ、映画館、美術館は閉館が続く。
大きなフェ スティバルは7月半ばまで禁止。学校は幼稚園から高校までは11日から順次開けていく。
EU圏外の国との国境は11日すぎても閉鎖だそうです。
●スウェーデン ウプサラ在住 レーナさん●
お久しぶりです。コロナ危機中はいかがでしょうか。
スウェーデンのコロナ対策が国際メディアで話題になっています。
その注目を きっかけにブログの記事を書くことにしました。
「コロナ危機とスウェーデンの憲法」
https://democracyinsweden.wordpress.com
スウェーデンは、国内を自由に移動するという市民の権利が憲法で保護されています。
政府は移動を制限する強制措置の代りに個々の自己責任に訴えています。
今のところ、市民と政府の間に信頼関係があって、わりとうまくいっています。
自分は日本に行けなくなって、日本からのお客さんもスウェーデンに来なくなりました。
6月末までの仕事が全部延期になってしまったので暇になっています。
ネットを介しての通訳の仕事はできないかなどを考えていますが、旅行が可能になるまでは、勉強などほかの有意義な活動で時間を過ごすしかなさそうです。
ずっと家にいると退屈になるから毎日散歩したり、自転車で出かけたり、春の自然を楽しんだり、ネットでいろいろな人とコミュニケショーンをとったりしてい ます。
日々のコロナ散歩などはインスタグラムで発信しています。
https://www.instagram.com/enjoyinguppsala/
緊急事態宣言下の日本住民はどんな経験をすることになるのでしょうか。
スウェーデンの経験を見て、日本で注意してほしいことがあります。
ストックホルムでコロナヴイルスによって亡くなっている方の4人に1人は、介護施設などに住んでいる高齢者です。
施設では、職員が介護をする時にお年寄りの身体に触れる必要があります。
保護具が不足しています。
多くの職員が仕事を 交代します。1人の職員が多くのお年寄りの介護をします。
職員は社会に出て通 勤などでほかの人と接触します。
政府は、ちょっとだけでも風邪気味ならすぐに 仕事を休むようと言っていますが、休めば収入が減るという状況で働いている職員もいるので、簡単に休むことができません。政府は、お年寄りを守るために、親戚など関係者の介護施設訪問を禁止しています。
自分の家でホームヘルパーの サービスを利用しているお年寄りも同じく感染の危険にさらされています。
スウェーデンは自己責任政策はよいですが、自己責任をとれない認知症の高齢者などは犠牲になってしまっています。
スウェーデンは遅れてその盲点に気付いたので今は対策を強化しているところです。
コロナで暇な間はスウェーデンから少しづつ発信していきたいと思っています。
次のブログ記事は何について書こうか考えています。
皆さんはどんなことを知りたいでしょうか。
日本はイースターの習慣がないですがスウェーデンは金曜日から4日間のイースター休みに入ります。
今年はほとんどの人が政府の指示に従って、スキー旅行や親戚訪問などをあきらめて、家の近くで静かに過ごすことにしています。
2019年の天ぷらバスプロジェクトの実績を報告します。天ぷらバスを運行するこ
とで、カーボンオフセットへの取り組みは、ご支持いただく皆さんと一緒に継続
していきますので、今後もよろしくお願いします。
■走行実績
天ぷらバス(大型)8,099km (一部中型バス含む)
■BDF給油量 CO2削減量
天ぷらバス(大型)3,077L→ 8,062 kg (約8t)
日本国内を約8,000㎞ 旅し、廃食油(ゴミ)を約 3トン再利用し、
CO2を約 8トン削減したことになります。
上記は環境省のHPに載っていた軽油のCo2削減計算に基づき算出。
環境省 PDF https://www.env.go.jp/council/16pol-ear/y164-04/mat04.pdf
■2019年の主な天ぷらバス利用団体(ツアー)
みんな電力株式会社
おてんとSUN企業組合
NPO法人ザ・ピープル
株式会社アバンティ
パタゴニア日本支社
オイシックス・ラ・大地
NPO法人日本オーガニックコットン協会
農商工連携サポートセンター
武蔵野大学実践エコツーリズム集中講座
一社フードトラストプロジェクト
NPO法人広野わいわいプロジェクト
寺田本家・お蔵フェスタツアー
ワーカーズコープ
住友林業株式会社
あぐりワーカーズ
カシオ計算機株式会社
ふくしまオーガニックコットンボランティアツアー
ほか
毎回ツアーで訪ねる屋久島うみがめ館の大牟田さんの記事
10月14日の千葉県山武市援農ボランティアツアーへ
参加者(高校生)から届いたツアー参加の感想です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は今回の千葉県山武市援農ボランティアを通し、特に3つのことを学びました。
1つ目は有機栽培農家で農作業をする心地良さについてです。
私は今回のボランティアでは、ネギの苗を植えることと、人参やカブの雑草とりをしました。
作業自体は、農業初心者の私でもてきぱきと行うことができ、都会暮らしの私にとって、
雑草でも緑の植物に触れたり、齋藤完一さん特製の堆肥が含まれた土に触れることがとても心地よかったです。
しかし、作業中には気付きませんでしたが、堆肥を作っている場所へ移動する際、
齋藤完一さんの畑ではない、農薬を使っている畑で雑草が茶色く枯れ果てている姿を見て、
齋藤完一さんの農場がいかに自然と人間に配慮されているものかを実感しました。
私が齋藤完一さんの畑作業を通し、心地よさを感じられたのは、
野菜やその他の植物はありのままに育てられていたからだと学びました。
2つ目は齋藤完一さんをはじめ有機農業に関わる人たちを通し、学んだことについてです。
ボランティアを通し、齋藤完一さんの有機農場で作業をしたり、そこで育った
野菜をお昼に食べたり、野菜を作るために欠かせない堆肥の製造過程を見たりしました。
その中で齋藤完一さんは有機農業の技術を始め、堆肥の現場では重機を確実に操作していたり、
育った野菜の一番美味しい食べ方を知っていたりと、有機農業に必要な堆肥作りから野菜が
人の元へ届いた後のことまで、完一さんが有機栽培に対して責任と敬いをもっていることを感じました。
そして、食前・食後に言う「いただきます」と「ごちそうさま」には、食物の命への感謝だけではなく、
完一さんや農場にいた方のように野菜やお米を育て上げてくださった方への感謝の気持ちを
表す言葉でもあることを実感と共に学びました。
そして3つ目に学んだことは、今回この援農ボランティアツアーを提供してくださった、
リボーン エコツーリズムネットワークの重要性に関してです。
現代の情報化社会の中では、自分が必要とする情報は素早く手元から得ることができたり、
災害や大きな問題が起こっている現場に行かなくても、その問題を知り、間接的援助もできます。
しかし、スマートフォンなどを通して得る二次情報には限界があり、
何事も知った気になってしまうこともあると思うのです。
ですがそれでは問題の根本的な解決に繋がらないと思います。
私も今までの経験や情報から、有機農業や有機野菜の大切さを知っていましたが、
今回実際に現場に行き、有機農業の実態やそこに関わる人の思いを、五感を通し感じ、
人間に絶対に必要な食と言う視点からの有機農業を考えたり、
災害や有機農業を自然と自分の生活と結びつけて考えられるようになりました。
災害や有機農業に関わらず、問題を自分事として捉える「当時者意識」は
本質的な問題解決の軸となる考えであると私は思います。
今回のリボーンさんのボランティアエコツアーは、「まず自分ができることから」を根本に、
災害から身近な生活に関することを学ぶことができるツアーであると思います。
故に大きな問題でも自分ができることから行動して行き、問題を自分事として捉えることのできる、
このようなツアーがもっと多くの人へ提供していくことが重要だと考えました。
私も将来は今回のようなツアーを提供する側にたち、より良い世界のために貢献していきたいです。
—————————————————————–
この度は、学生という特別枠でこのような貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございました。
これからもよろしくお願い申し上げます。
Hさん(高校生)
5月の弊社コスタリカ・キューバスタティツアーに同行した
環境ジャーナリスト箕輪弥生さんのコスタリカ取材の記事のご案内です。
同じ内容でオルタナオンラインとヤフーニュースに掲載されています。
この機会に是非、ご覧ください。
2018年の天ぷらバスプロジェクトの実績を報告します。天ぷらバスを運行するこ
とで、カーボンオフセットへの取り組みは、ご支持いただく皆さんと一緒に継続
していきますので、今後もよろしくお願いします。
■走行実績
天ぷらバス(小型)6,201km
天ぷらバス(大型)7,287km
合計 13,482km
■BDF給油量 CO2削減量(廃食油ゴミ削減量)
天ぷらバス(小型)1,439L→ 3,770 kg (1,599 kg)
天ぷらバス(大型)2,630L→ 6,891 kg (2,922 kg)
合計 4,069L→10,661 kg (4,521 kg)
日本国内を約13500km 旅し、廃食油(ゴミ)を約 4,5トン再利用し、
CO2を約 10,6トン削減したことになります。
上記は環境省のHPに載っていた軽油のCo2削減計算に基づき算出。
環境省 PDF https://www.env.go.jp/council/16pol-ear/y164-04/mat04.pdf
■2018年の主な天ぷらバス利用団体(ツアー)
おてんとSUN企業組合
NPO法人ザ・ピープル
株式会社アバンティ
パタゴニア日本支社
オイシックス・ラ・大地
ヤマキ醸造顧客有志会
東大附属中学校
武蔵野大学実践エコツーリズム集中講座
一社フードトラストプロジェクト
NPO法人広野わいわいプロジェクト
寺田本家・お蔵フェスタツアー
ワーカーズコープ
住友林業株式会社
あぐりワーカーズ
カシオ計算機株式会社
ふくしまオーガニックコットンボランティアツアー
ほか
2017年の天ぷらバスプロジェクトの実績を報告します。天ぷらバスを運行することで、カーボンオフセットへの取り組みは、ご支持いただく皆さんと一緒に継続していきますので、今後もよろしくお願いします。
■走行実績
天ぷらバス(小型)6,350km
天ぷらバス(大型)10,633km
合計 16,983km
■BDF給油量 CO2削減量(廃食油ゴミ削減量)
天ぷらバス(小型)1,275L→3,341kg (1,416kg)
天ぷらバス(大型)3,679L→9,639kg (9,639kg)
合計 4,954L→12,980kg (11,055kg)
日本国内を約17,000km 旅し、廃食油(ゴミ)を約12トン再利用し、
CO2を約13トン削減したことになります。
上記は環境省のHPに載っていた軽油のCo2削減計算に基づき算出。
環境省 PDF https://www.env.go.jp/council/16pol-ear/y164-04/mat04.pdf
■2017年の主な天ぷらバス利用団体(ツアー)
おてんとSUN企業組合
NPO法人ザ・ピープル
株式会社アバンティ
NPO法人響
パタゴニア日本支社
大地を守る会
ヤマキ醸造顧客有志会
東大附属中学校
武蔵野大学実践エコツーリズム集中講座
徳島地域エネルギー
一社フードトラストプロジェクト
武蔵野市
NPO法人広野わいわいプロジェクト
寺田本家・お蔵フェスタツアー
市民電力連絡会
ワーカーズコープ
住友林業株式会社
あぐりワーカーズ
株式会社プレシーズ
カシオ計算機株式会社
エコ×エネ体験ツアー
こどもリクチュールくらぶ
世田谷区
墨田区
ときがわ町都市農山村交流協議会
株式会社日清製粉
ふくしまオーガニックコットンボランティアツアー
ほか