2019年度 武蔵野大学環境システム学科
実践エコツーリズム集中講座実習【福島県いわき市、広野町、富岡町等】
※公益信託うつくしま基金を充当して、一般人・学生も参加可能な公開講座になりました。
「実践エコツーリズム」授業の真骨頂は学外授業(実習)です。エコツーリズムを学ぶのであれば、
まずはフィールドに出て現場を知らなくてはなりません。
今回の実習では、福島県(いわき市ほか)を訪ね、東日本大震災復興支援の活動である
「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」に参加してもらいます。
ボランティアツアーとエコツーリズムがどう結びつくのか。この実習を通じて、
エコツーリズムの実践現場を体験し、エコツーリズムの役割りを学ぶことも今回の目的の一つです。
武蔵野大学環境システム学科非常勤講師 壹岐健一郎(イキケンイチロウ)
「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」とは
東日本大震災により大きな被害を受けた福島県いわきだからできること、しなければならないこと。
いわきの明日、持続可能な未来に向けて、「いわきおてんとSUNプロジェクト」として3つの
復興まちづくりに取り組み始めました。その中の1つがオーガニックコットンです。
「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」では、福島いわき市周辺の農業の復興・再生に
向けて、2012年春より、市内15箇所、1.5haでコットンの有機栽培が始まりました。
初めてのコットン栽培に、地元農家やNPOなどが汗を流しています。
多くのボランティアが首都圏から訪れ、栽培の支援を行っています。
リボーンはプロジェクトの一員として、2012年4月から継続的に天ぷらバスを走らせてきました。
福島の皆さんと交流をはかりながら、引き続きこのプロジェクトを応援しています。
●日程● 2019年8月28日(水)〜8月30日(金)2泊3日
●行先● 福島県(いわき市、広野町、富岡町等)(集合:東京駅)
●行程●
第1日目 8月28日(水)
08:00 東京駅丸の内南口丸ビル前 集合・出発
貸切天ぷらバス(バイオ燃料100%)利用 車内学習
11:00 フィールドワーク① 〜東日本大震災被災地見学〜 広野富岡など原発事故後の避難地域も含む
13:00 「ひろのてらす」自由食
14:30 フィールドワーク② 〜ふくしまオーガニックコットンプロジェクト参加〜
広野町のオーガニックコットン畑で草取りなどの作業
16:00 宿舎チェックイン 休憩・入浴
17:00 座学① ソーラーパネル作成講習(翌日の小学生への授業補助の準備)
19:00 地元の方々との交流(地元の食材を利用して夕食の準備も一緒に)
<広野町:二ツ沼公園合宿の宿(泊)>
第2日目 8月29日(木)
08:30 朝食後、宿舎出発
09:00 フィールドワーク③ 〜ふくしまオーガニックコットンプロジェクト参加〜
「天空の里山いわき」の有機農園で草取り等農作業
再生可能エネルギーについて体験的に学習し、ソーラークッカーでの昼食作りにも挑戦する。
12:00 農園オーガニックランチ
13:35 フィールドワーク④ 〜いわき市小川小学校にて生徒にソーラーパネル作り授業サポート〜
17:00 ホテルチェックイン。入浴等休息。
19:00 懇親夕食会(湯本温泉で人気の味覚どころを地元の紹介で利用します。)飲食代実費精算
<いわき市湯本温泉:ホテル古滝屋(泊)>
第3日目 8月30日(金)
08:30 朝食後、
09:00 座学② ~3日目、全体の振り返りなど~
12:00 集中講座実習終了
13:00 ※午後を自由研修の時間として利用してください。
アクアマリンふくしま(環境水族館)、ら・ら・ミュウ(お土産) など
16:00 ら・ら・ミュウ 出発
19:30 東京駅 到着・解散予定
※天候や交通状況その他やむをえない事由により交通機関や宿泊先等を変更する場合もあります。
●参加費用●
25,000円
天ぷらバス(バイオ燃料100%)、宿泊、食事(朝2回、昼2回、夕1回)、保険含む
●申込●
必ず最初に所属が武蔵野大学エコツーリズム受講生か一般参加かを備考欄に追記して
下記よりお申込ください。