現地コーディネーター羽生さんによるお薦めポイント
日曜のパリのオーガニック朝市と全仏最大のオーガニックフェア「マルジョレー ヌ」を
中心にスケジュールを組みました。
●オーガニック朝市: パリに数カ所あり、今回はその中でも一番古く一番大きい朝市を
回ります。野菜、肉、魚、コスメなどあらゆるものが揃います。
●マルジョレーヌ:IFOAM設立に関わったオーガニック団体「ナチュール&プログレ」が
母体となってできた、一般向けのオーガニックフェアです。食べ物、衣類、家具、サプリ、
コスメ、種のほか、フェアトレード団体、環境NGOもブースを出します。
毎日講演会とドキュメンタリー映画の上映があります。
●慈善団体「エマウス」のリサイクルショップ:オルタナやパリの日本語新聞オヴニーに
書きましたが、全て無料で引き取り、売れるものは店で、売れないものは工業用の繊維素材に
加工して売り、暑い国で売れそうなものはアフリカ支部に送って、売り上げは現地の人の
福祉に使ってもらうようにしています。商売でやっているリサイクルショップとは違う
ポリシーがあります。
●パリ郊外のエコな町:私が住んでいる東の郊外の町で、毎回オーガニックスタディツアーで
訪問するオーガニック生協「レ・ヌーヴォーロバンソン」があるところです。
この街はパリとその近郊で使える地域通貨の発祥地で、オーガニック生協でも地域通貨で
買い物ができます。また最近、街中に市民の誰もが使えるコンポストボックスができました。
秋には、この町に、前回行ったパリの市民生協をモデルにした、もっと小さい生協ができます。
市民が農家に前払いして生消提携で野菜などを配布してもらう「アマップ」も盛んです。
学校給食は、中央キッチンでできたものを配布し、オーガニック率は国の目標の20%を
上回る30パーセントです。
●ビオコープ:再生可能エネルギーに力を入れ、本社屋の屋根にソーラーパネルを設置し、
自家発電で使用電力をまかなっている。野菜、果物の8割以上が国産で製品輸送にはエネルギー
消費の多い航空便を全く使用しない。環境問題や食の安全に関する独自の記事を掲載した
雑誌を店舗で無料配布している。
●ヌーボーロバンソン:1993年にパリ郊外モントルイユに開店。パリ周辺に18店舗ある。
2014年の売上は4353万ユーロ。8000品目以上取り扱っているオーガニックスーパーで、
組織は協同組合である。価格は大中のオーガニックスーパーの中では最も安い方に入る。
●エコホテル・レストラン「オランジュリー」:エコラベル認証を得たポワティエ
近郊のオーガニックレストランで、地球温暖化ガスの排出を抑制した料理を出しています。
■旅行期間:2019年11月2日(土)~11月9日(土) 8日間
■ツアーチラシ ⇒ フランス一般チラシ4P0906
■現地参加費用:お1人 280,000円(航空券は含まれておりません)
*料金に含まれているもの:宿泊代(2名1室)、視察、食費(朝6、昼3、夕1)など
日程表記載の内容。(海外航空運賃は含まれておりません。)
*料金に含まれていないもの:航空運賃、航空諸税、海外旅行保険、チップ、飲み物他個人的費用他、
日程表記載外の内容。
(1人部屋をご希望の場合は追加料金は 66,000円となります。)
※海外航空券の手配はご希望により承ります。2019年8月7日現在、日程表に記載のAFは約 18 万円(航空券、
燃油SC、航空税等)で購入できますが、購入時期が遅くなると高くなる場合もあります。ご自身で手配され
他社便利用の場合は別途お知らせください。現地集合、解散の際の確実な手配の調整をさせていただきます。
■定員:15名 (最小催行人員:10名) 現地コーディネーターと旅程管理者がご案内
■利用航空会社(予定):エールフランス航空(AF) エコノミークラス
■利用ホテル(予定):Hotel del la Porte Doree(パリ)ヴァンセンヌの森周辺のエコロジーなホテル
■協力:一般社団法人 オーガニックフォーラム ジャパン /一般社団法人 フードトラストプロジェクト
■旅行企画・実施:株式会社 旅倶楽部
■受託販売・現地プログラム運営: 有限会社リボーン<エコツーリズム・ネットワーク>