ボランティア活動や交流を通じて、広野町を知る2日間。東京発、広野町行きのボラバスツアーを開催します!
福島県浜通りの双葉郡南部にある広野町は、2011年東日本大震災・福島第一原子力発電所の事故によって、緊急時避難準備区域に指定されました。同年9月に指定が解除されましたが、町民の帰還は進まず、現在の人口は本来の半数(約2,800人)に留まっています。
そんな中、町に賑わい・なりわいを取り戻し、広野町、そして双葉郡の復興を加速させるために、町民有志たちが中心となって、「NPO法人広野わいわいプロジェクト」を立ち上げました。
現在は、企業・団体や個人の方々に協力頂き、人々の交流を生み出す定期イベント「ひろのパークフェス」の開催、新設された防災緑地の一面で県内外の企業・人々との森づくりを行う「プレゼントツリー inひろの」、ふくしまオーガニックコットンプロジェクトと連携した「コットン栽培」や、広野らしさが伝わる「商品開発」などを行っています。
これらの取り組みをさらに進め、広野町の現状をたくさんの方に知って頂くために、広野町と首都圏を結ぶ1泊2日のボランティアバスを運行致します。
今回は、ボランティアの皆さまとの交流を通じて育ててきたコットン畑の収穫、プレゼントツリー in ひろのの手入れ、そしてパークフェスの拠点となる二ツ沼総合公園の整備を、広野わいわいプロジェクトのメンバーと共に行います。広野町民と共に汗を流しつつ、浜通りの未来づくりを語り合いましょう!
【日程】
12月17日(土)
7:00/7:10 新宿駅 西口集合/バス出発
10:30~12:00 コットン畑の収穫
12:00~13:00 昼食
13:00~15:30 「プレゼントツリーinひろの」の手入れ
15:30~16:30 コットンベイブ作り教室
17:30~19:00 入浴/休憩
19:00~20:30 夕食交流会
宿泊先:元禄彩雅宿古滝屋(福島県いわき市常磐湯本町三函208)
12月18日(日)
9:00 ~16:00 広野町を知る活動
(二ツ沼総合公園など広野町内でボランティア活動などを予定。時間内に昼食あり。)
16:00 広野町を出発
20:00頃 新宿到着
【参加費】
14,000円
食事(朝1・昼2・夕1)・宿泊(男女別相部屋)・バス代・入湯税込
※交流会のアルコールは参加者ごとに個別会計となります。
※活動先の状況や天候、交通状況などの事由により、行程を変更する場合があります。予めご了承ください。
【ふくしま潮目 オーガニックコットンバスタオルプレゼント!】
福島で育てた茶綿を使ったオーガニックコットンのバスタオルです。茶綿の自然な色合い、弾力性や吸水力など、機能美がたくさん詰まった一品です。日本最大のタオル産地の愛媛県今治市の厳しい基準を経て作られたタオルには、日本の丁寧な加工技術を感じることが出来ます。
【広野町のおかあさんたちによるコットンベイブづくり教室開催!】
広野町から避難されたおかあさんたちが、ひとつひとつ手作りしているコットンベイブ。当日、広野町で収穫した綿を使って、コットンベイブづくり教室を開きます。
【お申込み方法】
お名前・ご住所・ご連絡先(携帯電話・メールアドレスまたはFAX 番号)・性別・年齢・ご所属を明記のうえ、下記までお申込みください。同行者様がいる場合、その方のお名前・性別・年齢 も明記してください。
E-mail : info@iwaki-otentosun.jp
FAX : 0246-80-0662 お申込み期限:12月4日(日)※先着順
【定員】
40名(最小催行人数20名)
【ボランティア活動主催】
いわきおてんとSUN企業組合
【旅行企画・実施】
有限会社リボーン<エコツーリズムネットワーク>
(東京都知事登録旅行業第 2-4850 号)
■お申込みいただく前に、旅行業約款(募集型企画旅行契約の部)を必ずお読みください。
NPO法人広野わいわいプロジェクトについて
福島県広野町は、双葉郡の南端に位置し温暖な気候から「東北に春を告げるまち」と呼ばれています。2011年3月の東日本大震災の際、福島第一原子力発電所から20~30km圏内に位置していたため、町全域が緊急時避難準備区域に指定され、全町民が一時避難をしました。同年9月に指定が解除されたものの、子育て世代の帰還が進まないこと、離農が進んでしまったことなどから町は賑わい、そしてなりわいを失いつつありました。
2013年、NPO法人ザ・ピープルと地域の農家が協力し、町内でコットン栽培を開始したことがきっかけとなって、町民有志が立ち上がりました。さらに2015年には新たにひろの防災緑地の設置が決まったこと、またかつて地域の交流の場であったものの、原発廃炉作業の拠点として利用されていた二ツ沼総合公園が再オープンしたことを受け、県内外のパートナーと共に「広野わいわいプロジェクト」を立ち上げ、町民による復興の活動を行ってきました。2016年4月にはNPO法人化を果たし、これまでの活動にさらに力を入れ、取り組んでいます。団体の目的は、地域社会、地域住民のために、広野町の活性及び賑わいに関する事業を行い、地域住民の生き甲斐に寄与すること。その中で地域活性や賑わいを実現するためには、イベント開催やボランティアバスなどを通じて、町民同士や町民と町外の人々が交流を行うことが非常に重要となっています。
2016年12月広野ボラバスリーフレット.pdf
【関連ウェブサイト】
広野わいわいプロジェクト
有限会社リボーン<エコツーリズムネットワーク>
NPO法人ザ・ピープル
プレゼントツリー(NPO法人環境リレーションズ研究所)