NPO法人エコツーリズム・ネットワーク・ジャパン(エコツーネット)は、
エコツーリズムの推進によって、持続的な自然環境の保全と都市・農山漁村との
人的交流の活発化を目指すために、都市と農山漁村の双方から賛同者が集まり設立
されました。求めている者同士を繋ぐコーディネートを行い、ネットワーク構築を
進める役割を担います。
NPO法人エコツーリズム・ネットワーク・ジャパン(エコツーネット)は、
エコツーリズムの推進によって、持続的な自然環境の保全と都市・農山漁村との
人的交流の活発化を目指すために、都市と農山漁村の双方から賛同者が集まり設立
されました。求めている者同士を繋ぐコーディネートを行い、ネットワーク構築を
進める役割を担います。
終了しました
CSR、自然エネルギー、環境教育、オーガニック食品、ヘアデザインやエコツーリズムの 素材を探しに行きます。
2009年12月地球会議COP15が開催されるコペンハーゲンにも立ち寄り、新たな情報を得るための下見ツアーです。
お客様扱いはできませんが、円高とオフシーズン航空運賃のメリット、そして、宿泊場所として快適なホステルを利用し、
スーパーで買物し自炊をしたりして、節約するとともに、スウェーデンの市民生活を体験し、ライフスタイルを学ぶことも
目的です。交通費(航空運賃・列車代・車代)と宿泊代、解説込みで25万円以内にしたいと思っています。たまたま帰国
中の「持続可能なスウェーデン協会」日本代表で、日本・スウェーデン両国の環境政策に精通したレーナ・リンダルさんが
特別に案内してくれます。ご興味がありましたらご連絡ください! 実施予定人数は私、壱岐も含めて10名です。
前回のCSR関係者で行った報告は壱岐のブログでも紹介しております。
●参加料金 約25万円(航空券購入時によって若干料金が違って参ります)
(現地プログラム費用・宿泊費・航空券・サーチャージ等込み)
●定員
限定10名 (最少催行人員6名)
●申込締切
定員になり次第絞め切り
詳しくはコチラをご覧ください→行程表
●参加費: 現地集合解散 16万5千円 (含まれる費用:宿泊代、プログラム参加費、団体行動中の交通費など諸費)
※ Yクラス航空券別途手配(追加)約8万円(予約確定内容により異なります)
※ 燃油サーチャージなど6~7万円(NH パリ直行便の場合)
※ 全て手配依頼した場合の料金例:お一人 約32万円(燃油サーチャージ込み)
※ ご自身で航空機を手配したり、マイル航空券を利用したりすることもご自由です。
●募集人数: 15名(最少催行人数10名) NH:全日空
本年2月と6月オーガニック・ワインの専門店マヴィ、エコツアー専門の弊社、
そして環境に優しいライフスタイルを提案する雑誌「リンカラン」が集まってオーガニックを巡る旅を実施しました。
おいしいワインを造っている素晴らしい人々に触れ、渡る風 大地のパワーをいっぱいいっぱい呼吸して、味わったことのない
感動を持ち帰りたい!価値観が変わるほど心に響く旅が実現しました。「アンコール」に応えてその「味」を再現します。
昨年の下見の様子は壱岐のブログで
3月18日出発と合同催行となりました。
オークランド国際空港に33名が到着した。10ヶ月前と同じく、約束どおり、待っていたのは、マオリのコロ・カーマンさん。語感がいい、彼自身愛嬌があるので「コロ!コロ!」とついつい言ってしまう。今回は唯一の日本人スタッフアイさんも来てくれた。
初NZの参加者がほとんどだったので、カウリ博物館でまず、NZの歴史(特に森林伐採とカウリを中心としたNZ固有の樹木の過酷な運命)を知ってもらった。今回のツアーは普通のエコツアーではない。約1000年前にハワイキ(ハワイ方面の島)から渡ってきた先住民マオリの聖地に滞在し、森の神と崇められるNZ最大のカウリの巨木「タネ・マフタ」を中心としたワイポウアの森での第1回”Waipoua Forest Run & Walk 2008”を楽しむことが大きな目的だった。距離はランもウォークも12km。森のエネルギーを体で吸収させてもらおう・・・という意味も含めて、順位を競わない、森林レクリエーションとしてのイベントだった。日本からの参加者が全員完走、完歩したのは言うまでもないが、スタート、ゴール前後の様々な場面で地元住民(マオリを中心)との交流を楽しんでいた。運営ボランティアとしても参加していた老若男女も加わって、カウリなどの在来種を植林したが、共通の思いを胸に真剣に取組む子供たちの目をみると、将来の希望が見えてきた。
ところで、何度もNZに来ている私が感動したのは彼らの「歌」だった。初日、マオリの神聖な集会所「マラエ」にご招待いただいた際も、歌いながら出迎えていただき、長老の歌も披露いただいた。お返しといて、即興の下手な英語スピーチに加えて、口からでたのは「ふるさと」だった。全てがアカペラの世界で、童心に戻って熱唱したが、苦情でず、ホット一息つくことができた。森の神「タネ・マフタ」をナイトウォークツアーで訪ねた時はコロさんはじめマオリスタッフの立体音響効果を生かした歌の演出で、ホキアンガに伝わるカウリ伝説を洗練されたエンターテイメントとして楽しんだ。歌の合間に語られる言葉にも惹きつける内容に満ちていて、ナイトウォーク中、足元で踏みそうになったカウリの稚樹を見つけて、「タネ・マフタも最初はこれと同じだった。2000年の歳月を生き抜いてきた。だから小さな命でも大切にする・・・」と説いた。宗教には疎いが、日本の神道に共通する自然の理法を感じたし、祖先を敬うマオリの生き方を肌で感じることができた。
最終日、ホキアンガを去る際、タネ・マフタに挨拶に行ったが、誰からともなく、感謝の歌を捧げようということになり、「ふるさと」を歌った。こんな気持ちにさせてくれた人々や自然に感謝したい。そして、再度、「ふるさと」に戻ってきたい。
2008年夏至
エコツーリズム・プロデューサー
壱岐健一郎
2年前の2月、開校直前のトヨタ白川郷自然学校に行ってきました。
日本を代表する旅行会社各社の教育旅行、自然体験ツアー担当者総勢25名のコーディネーターとしての旅でした。かって平家の落人が暮らしたといわれる合掌集落は一面の銀世界。
ライトアップされる日には大勢の観光客が訪れます。そんな賑わいもトンネルを一つくぐりぬけた自然学校に着くと嘘のような静寂が待っていました。「日本一美しい村」を目指している白川村に「日本一の自然学校」をつくることが目標とのことでした。
校長はモノづくりの達人でオークビレッジ代表・作家の稲本正さん(現在は2代目西田校長)。172ヘクタールの広大な敷地に合掌造りの外観を思わせながらも近代的な建物の中には、オークビレッジのこだわりの家具が随所に配置されています。天然温泉は巨大なヒノキ風呂と雪の中の露天風呂で楽しむことができます。レストランは有機野菜などの素材を選び抜いたフレンチ。これは従来の「自然学校」という名称からは想像できないものかもしれません。しかし、だからこそ、ゆっくり自然を感じることができるのかな・・・と納得してしまいました。
そして、立派な施設に感心した後、旅作りのプロの皆さんの関心は価格へと偏っていったのは自然の摂理かもしれません。なかなか一般的には売りにくい・・・などとの言葉も漏れ聞きました。だから一般的な売り方ではなく、その価値が解るような提案をすることが大切ですよと説教じみて言い始めていた自分はすでにそこの魅力にはまり込んでいたのかもしれません。ハードだけではなく、各種の体験プログラムなどのソフトが、積極的に楽しもうという人種には高ポイントをつけさせることでしょう。国際会議にも利用できるようなセミナーハウスでは高性能の映像機材を駆使し、自然の中での原体験を再生しながら、振り返りの時間をもつこともできます。これは感動を反芻するのに効果的です。
あれから約2年の歳月が流れ、白川郷には環境教育を目的としたツアーも増えてきました。そして、この冬は、国土交通省「ニューツーリズム創出・流通促進事業」として、特定非営利活動法人白川郷自然共生フォーラムが企画した「冬の白川郷まるごと体験エコツアー」が誕生しました。1泊目はこの最新の施設。2泊目は白川村に古くから残る合掌民宿への宿泊で、田舎味噌づくりやわら細工などの雪国の暮らしを体験できます。雪の中の花火も幻想的なアトラクションとして用意されています。スウェーデン人講師も同行して、ライフスタイルを語り合う貴重な機会が生まれることでしょう。
エコツーリズム・プロデューサー
壱岐健一郎
久しぶりに(15年以上)スウェーデンを訪ねた。以前は、白夜の観光シーズンを満喫する北欧4カ国周遊ツアー・・・といったコテコテの観光ツアーの添乗員としてだったが、今回は「スウェーデンCSRスタディーツアー」を企画し同行した。短い夏の観光シーズンらしい、爽快感の漂う美しい景色は変わらなかったが、どこか違うところを感じた。過ぎ去った年月の間に何が変わったのだろうと帰国後 振り返った。
社会保障が充実し、医療費がかからない。教育制度が充実し、高等教育を自由に受けられる。環境保護政策が徹底し、快適な生活環境を維持できる。等々、持続可能な社会のモデルとして注目されるこの国に弱点はないのか?いいことだけを見ていては学ぶ成果が上がらないと思っている自分としては、いくつかのアンチテーゼを出しながらスケジュールを進行した。
ホテル、航空機、エネルギー、食品(ファーストフード)、インテリアなどのスウェーデンを代表する企業や、NGO、官庁(日本の文部科学省)などを訪問し、CSR(企業の社会的責任)やESD(持続可能な開発のための教育)の担当者から直接説明を受けた。参考になる内容であったことは言うまでもないが、内容以上に印象に残ったのは、それぞれの担当者が手馴れていたこと、そして、全体のコーディネートをした組織が企業、官庁、NGOなどを柔軟に繋ぎ合わせ、世界各国からの視察の受け入れだけではなく、逆に招聘されることも多いということだ。最近はスウェーデンモデル(ソフト)を各国に輸出しているようだ。
しかし、いいことばかりではなかった。至れり尽せりの社会保障のつけは、異常に高い物価に反映されていた。夕食代約5,000円、ホテル代約20,000円は高い税金のせいだ。ミネラルウォーター500ccボトルが300円で売っていたが、日常生活のための物価は、日本はもちろん、EU諸国と比較しても高い。高い税金を払わされている国民は愚痴っぽくならないかな?と下世話な興味で聞いてみたら、恥をかいた。政治に関心の高い国民は単なる働き蜂ではなく、物を言う誇りを持った有権者だった。国政選挙の投票率は80%を超え、政治家の明確な国民への説明は常識だった。誇りを持った国民が住む国「スウェーデン」は持続可能な社会のモデルの一つといえるのだろう。
ツアー最終日に参加者数名が偶然美味しいランチに出会えたらしい。そのレストランがかの有名なノーベル賞受賞式の晩餐会の会場だったとか。ガイドブックにいつも紹介されるが、同じメニューの夕食を注文すると数万円で、予約も難しい。しかし、ランチでも充分 そこの上質な雰囲気と味が楽しめるようだ。物価の高い割に、リーズナブルな値段で。誇りを持ったライフスタイルを世界に紹介しているスウェーデンの世界戦略の中のサービスランチにも思えてくる。残念ながらそのランチには同席できなかったが、1,000円以内で食べることができたイケヤ本店のミートボールランチ同様、読者にお薦めしたい。
エコツーリズム・プロデューサー 壱岐健一郎
終了しました
終了しました。
●旅行期間:
2008年1月29日(火)~31日(木)
2008年2月22日(金)~24日(日)
●行き先 岐阜県白川村
●旅行代金
1月東京(新宿)発着 49,000円
現地(白川郷バス停)集合 39,000円
2月東京(新宿)発着 52,000円
現地(白川郷バス停)集合 42,000円
●募集人数
定員20名(最少催行人数=10人)
●概要:
自然体験と農村体験をミックスした盛りだくさんのプログラム。世界遺産で自然と文化を満喫できるエコツアーです。
このツアーは国土交通省「ニューツーリズム創出・流通促進事業」として企画されました