コロナ鎖国時代 海外の旅の案内人たちは?0414版

レポート2020/04/22

コロナ鎖国時代 海外の旅の案内人たちはどうしてる?
リボーンで繋がりのある海外在住の案内役の皆さんから返事が届いています。

 

【リボーンニュース4月14日発信号より】

新型コロナウイルス感染症には自宅、自国待機が最も安全かつ最短の解決法であることは間違いありません。
私たちを守っていただいている医療関係者をはじめとした皆様に感謝しつつ、じっと我慢をしている皆様にも敬意を表します。

今、「旅」は厳禁です。私たち旅行業に関わる人々もじっと我慢をしなければなりません。
しかし、この苦境を乗り切った暁には、まずは「旅」に出かけられるように私たちは準備をしておきます。特にリボーンの旅で最も大切なのは
旅先で案内してくれる人々です。今、地球上の様々な国のコーディネーター役の皆さんもじっと我慢して暮らしています。
私からメールを送ったら、まさに全員から、すぐに返事が届きました。
この繋がりを大切に、終息と復活を夢見ています。
「旅」で繋がる皆様にもメディアとは異なる生のお便りとして一部を紹介させていただきます。
そして、皆様と元気に旅に出れる日を楽しみにしています。
どうぞ、お体をお大事にお過ごしください。

~海外各地の旅の案内人たちは今、どうしてる?~

●イタリア ミラノ在住  仲西さん●

メールありがとうございます。日本も緊急事態宣言が出されたとか。
でも、何の強制力もないとかで、笑ってしまいます。
つまり、責任は国民に丸投げということですね。
イタリアはめちゃめちゃひどいことになりましたが、日本に比べればかなりというか、相当前向きだと思います。
経済立て直し策も着々と進んでいます。
日本はイタリアやスペイン、アメリカの惨状を見ていたはずなのに、何をしていたんでしょうね。
まだ犠牲者の数が比較にならないほど少ないけど感染経路を特定できない感染者が増えていることは要注意なのに。
とても心配だし、腹も立ちます。

怒りはさておき、色々とご心配いただき、感謝しています。
私も開店休業中です。
本の準備も、取材ができないので進んでいませんし、コロナが終息した後も深い傷が残りそうです。
日本は環境保持の大切さを今まで以上に無視して「お金を稼ぐ」ことにがむしゃらになりそうで、それも怖いです。
私が伝えたいテーマの様な本が出版にこぎつけられるのかどうか。
まあ、それもさておき、私はとりあえず元気です。多くの方が亡くなり、ピークは超えたとはいえ、今も毎日500人以上の方が命を落とし続けています。
でも、改めてイタリアの素晴らしい部分に感動もしています。
こんな時だからこそ連帯しようとするし、買い占めなどのパニックが起きたのも移動制限が初めて出た日と、さらに全国的に制限がかかった日のみで(それも大したことはなかった)、それ以外は落ち着いたものです。
これも、イタリア国政府が素早く流通の確保を約束し、すぐに実行に移したからです。
感染者が断トツに多いロンバルディア州から少ない南イタリアに避難した人もいましたが、そのために、感染者がいなかった南イタリアに感染が広がって大きな問題になり、厳しい罰則がついたこともあって、今はそれも落ち着いています。
ロンバルディア州政府は毎日感染の状況報告と新しい対策とその進捗状況などを公表しています。
かなり自画自賛的なところもありますが、この6週間の間によくここまで、と驚きます。
イタリア国政府も、ほぼ毎日大統領の呼びかけや記者会見を放送しています。
コロナウイルス対策への寄付だけもすごい金額が集まっている様ですが、それだけでなく、自分も感染するかも知れない様な内容のボランティア活動も活発です。
ただ非難合戦するのでなく(そういうイタリア人もいますが)、今何が必要かを冷静に判断して実行に移すイタリア人も相当数いることに感動を覚えます。
何だか抽象的な内容になりましたが、今は窓から美しい春の移り変わりを楽しむことで満足しています。
買い物には困らないし、時間もたっぷりあるので食事にも工夫を凝らしたり。
プルーン、レンギョウ、桃、桜、木蓮、コブシなどの開花や、雑草たちの小さな可憐な花を、来年の春は10倍楽しむことができると思います。
どうぞ日本の皆様もお元気でお過ごしください。
また近いうちにお会いできることを心より希望しています。

以上、お伝えしたいことは山の様にあるのですが、
キリがないので、とりあえずこの辺りで。

●フランス パリ在住  羽生さん●

私もご連絡しようと思っていました。
こちらでは外出禁止が一層厳しくなり、公園閉鎖、ブローニュの森なども禁止、パリではジョギンングなと個人のスポーツも禁止になりました。
あまりに多くの人がその名目で外出しているからです、週末、気を緩めた人が多いようです。
外出禁止は、政府はまた日にちを言っていませんが、延長されるでしょう。
地方ごとに解除していくと行っています。パリとその近郊は、フランスで一番感染者が多い地方になってしまいました。特にうちの県では病院のベッドが満杯です。

コロナや外出禁止に関する情報が一番早く日本語ででるのは、パリの日本語新聞オヴニーです。
https://ovninavi.com/コロナ:スポーツ理由の外出、10h-19h禁止%E3%80%82/
このページの右のPDF版をクリックして4ページ目左上に、アマップがコロナにどう対応しているかを書きました。
「社会ラボ」というコーナーです。

(追伸、以下は数日後のメールです)
1時間前にマクロンが演説しました。5月11日から順次、外出禁止を解いていくが、ホテル、レストラン、カフェ、映画館、美術館は閉館が続く。
大きなフェ スティバルは7月半ばまで禁止。学校は幼稚園から高校までは11日から順次開けていく。
EU圏外の国との国境は11日すぎても閉鎖だそうです。

●スウェーデン ウプサラ在住  レーナさん●

お久しぶりです。コロナ危機中はいかがでしょうか。
スウェーデンのコロナ対策が国際メディアで話題になっています。
その注目を きっかけにブログの記事を書くことにしました。

「コロナ危機とスウェーデンの憲法」
https://democracyinsweden.wordpress.com

スウェーデンは、国内を自由に移動するという市民の権利が憲法で保護されています。
政府は移動を制限する強制措置の代りに個々の自己責任に訴えています。
今のところ、市民と政府の間に信頼関係があって、わりとうまくいっています。

自分は日本に行けなくなって、日本からのお客さんもスウェーデンに来なくなりました。
6月末までの仕事が全部延期になってしまったので暇になっています。
ネットを介しての通訳の仕事はできないかなどを考えていますが、旅行が可能になるまでは、勉強などほかの有意義な活動で時間を過ごすしかなさそうです。

ずっと家にいると退屈になるから毎日散歩したり、自転車で出かけたり、春の自然を楽しんだり、ネットでいろいろな人とコミュニケショーンをとったりしてい ます。

日々のコロナ散歩などはインスタグラムで発信しています。
https://www.instagram.com/enjoyinguppsala/

緊急事態宣言下の日本住民はどんな経験をすることになるのでしょうか。

スウェーデンの経験を見て、日本で注意してほしいことがあります。
ストックホルムでコロナヴイルスによって亡くなっている方の4人に1人は、介護施設などに住んでいる高齢者です。
施設では、職員が介護をする時にお年寄りの身体に触れる必要があります。
保護具が不足しています。
多くの職員が仕事を 交代します。1人の職員が多くのお年寄りの介護をします。
職員は社会に出て通 勤などでほかの人と接触します。
政府は、ちょっとだけでも風邪気味ならすぐに 仕事を休むようと言っていますが、休めば収入が減るという状況で働いている職員もいるので、簡単に休むことができません。政府は、お年寄りを守るために、親戚など関係者の介護施設訪問を禁止しています。
自分の家でホームヘルパーの サービスを利用しているお年寄りも同じく感染の危険にさらされています。

スウェーデンは自己責任政策はよいですが、自己責任をとれない認知症の高齢者などは犠牲になってしまっています。
スウェーデンは遅れてその盲点に気付いたので今は対策を強化しているところです。

コロナで暇な間はスウェーデンから少しづつ発信していきたいと思っています。
次のブログ記事は何について書こうか考えています。
皆さんはどんなことを知りたいでしょうか。

日本はイースターの習慣がないですがスウェーデンは金曜日から4日間のイースター休みに入ります。
今年はほとんどの人が政府の指示に従って、スキー旅行や親戚訪問などをあきらめて、家の近くで静かに過ごすことにしています。

新型コロナウイルス感染症対応のための臨時休業のお知らせ

お知らせ2020/04/07

平素より有限会社リボーン<エコツーリズム・ネットワーク>をご利用頂き、誠にありがとうございます。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府および埼玉県知事からの不急不要の外出自粛の要請が出されてことを受け、感染症拡大防止と関係者の安全を考慮し、4月8日(水)~5月6日(水・祝)まで臨時休業いたします。

しかし、休業期間中も国内海外の関係者とは情報交換を続けますので、お問い合わせ等がありましたら遠慮なくメールをお送りください。
そして、この難局を乗り越えた暁には、新たな旅にご一緒できることを夢見てしっかり準備を整えるよう心がけます。
皆様のご無事を心からお祈りしております。

有限会社リボーン<エコツーリズム・ネットワーク>
代表取締役プロデューサー 壹岐 健一郎

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2019天ぷらバス稼働実績

レポート2020/03/14

2019年の天ぷらバスプロジェクトの実績を報告します。天ぷらバスを運行するこ
とで、カーボンオフセットへの取り組みは、ご支持いただく皆さんと一緒に継続
していきますので、今後もよろしくお願いします。

■走行実績
天ぷらバス(大型)8,099km (一部中型バス含む)

■BDF給油量       CO2削減量
天ぷらバス(大型)3,077L→ 8,062 kg (約8t)

日本国内を約8,000㎞ 旅し、廃食油(ゴミ)を約 3トン再利用し、
CO2を約 8トン削減したことになります。

上記は環境省のHPに載っていた軽油のCo2削減計算に基づき算出。
環境省 PDF https://www.env.go.jp/council/16pol-ear/y164-04/mat04.pdf

■2019年の主な天ぷらバス利用団体(ツアー)

みんな電力株式会社
おてんとSUN企業組合
NPO法人ザ・ピープル
株式会社アバンティ
パタゴニア日本支社
オイシックス・ラ・大地
NPO法人日本オーガニックコットン協会
農商工連携サポートセンター
武蔵野大学実践エコツーリズム集中講座
一社フードトラストプロジェクト
NPO法人広野わいわいプロジェクト
寺田本家・お蔵フェスタツアー
ワーカーズコープ
住友林業株式会社
あぐりワーカーズ
カシオ計算機株式会社
ふくしまオーガニックコットンボランティアツアー
ほか

2020フランスに学ぶ最新オーガニック事情視察ツアー

海外ツアー2020/02/19

<お知らせ> 2020.5.10現在
コロナウイルスによる世界状況を考慮し、本ツアーも2021年3月に実施延期で調整中です。
それまでは準備として、関連ある事前学習会や国内視察ツアーの開催を検討していきますので
具体的な動きがあれば、追ってご案内いたします。

【行き先】フランス(パリ・リヨン)
【日 程】2020年9月28日(月)~10月3日(土) 4泊6日(現地ホテル集合・解散も可能)
【利用予定航空会社】AF:エールフランス
【現地参加費用】270.000円予定
(※海外航空運賃 成田・パリ往復は含まれておりませんのでご希望により手配を承ります)
【定 員】20名
【最少催行人数】10名

※その他詳細が決定次第、ホームページを更新します!

【情報シェア】南仏オーガニック給食スタディツアー

レポート2020/01/15

南フランスでのオーガニック給食スタディツアー訪問先が
動画で紹介されています。参加者がシェアしてくださいました。

→ こちらから

 

親子で学ぶ近代日本偉人の歴史旅+食育(2020春)

国内ツアー2020/01/06

~お知らせ~

今般の新型コロナウィルスによる影響や状況を鑑み、
みなさまの健康と安全を第一に考えまして
本ツアーの催行は見送らせていただくことになりました。
(なお日にちを変えての開催はございません)
またの機会に 今後ともよろしくお願いいたします。

※天ぷらバスについては → こちらから

※カーボンオフセットについては → こちらから

2020年お蔵フェスタ参加日帰りバスツアー

国内ツアー2019/12/30

3月15日(日)に予定しておりました“第14回お蔵フェスタ”は、
残念ながら開催を中止させていただくと主催者より発表がありました。

今般の新型コロナウィルスによる影響や状況を鑑み、
みなさまの健康と安全を第一に考えまして
今年の開催は見送らせていただきます、というのが理由です。
(なお日にちを変えての開催はございません)

それに伴い、本バスツアーも中止となりますので
またの機会に 今後ともよろしくお願いいたします。

*********

毎年恒例の「お蔵フェスタ」が3月15日(日)に発酵の町・千葉県神崎町で開催されます。
発酵文化のまち神崎、寺田本家
仁勇鍋店周辺の街道全体が会場となり、賑やかで楽しいお祭りです。
中心となるのが自然酒の寺田本家ですが、お酒はもちろん、貴重な発酵食品や農産物など
一日があっという間に過ぎてしまいます。
東京駅丸の内口発着で天ぷらバス
運行しますが、試飲のあと、ほろ酔い気分で神崎から東京まで直行できるため、
おかげ様で毎回満員になっています。
ご希望の方は早めにお申し込みください!

なお、今度のお蔵フェスタではプラスティックごみ削減が出店者にも求められるようです。
参加者もマイバッグ・マイ食器持参でご参加ください。

■日程
2020年3月15日(日)日帰り

■場所
【東京発着】千葉県神崎町 寺田本家など

■参加費用
お一人 5,500円(大人/小人共通)
※東京神崎往復バス代、雑費として。
※現地での飲食、各体験プログラム費用は含まれていません。

■行程
07:40 東京駅丸の内口集合
08:00 出発
(お蔵フェスタのオススメ情報のお知らせや、寺田本家が過去に取材された映像の車中上映など)
10:00 お蔵フェスタ会場・大型バス専用駐車場(河川敷)到着
(到着後自由行動。14:30から乗車可能)
15:30 お蔵フェスタ会場・大型バス専用駐車場 集合/出発
18:00 東京駅丸の内口到着/解散予定
※天候や交通状況などの事由により内容を変更する場合もあります。

■募集人数
バス2台(各号車45+41名) ※最少催行人員は各号車30名
※先着順。定員になり次第、受付終了となります。
※天ぷらバスは1号車のみです。

■注意事項
(1)お申込み後、集合場所・持ち物・振込先を明記した最終のご案内を送付させていただきます。
(2)指定した期日までにご入金のない場合、キャンセルとみなさせていただきますのでご了承ください。
(3)バスの座席は、ツアー集合場所にて受付を行っていただいた後、バスの入口に貼り出している座席表をご覧いただき、決められた座席にお座りいただきます。座席の事前指定は承っておりませんので、あらかじめご了承ください。
(4)2名でお申し込みの場合はお隣同士、3名以上でお申し込みの場合は席が離れないようできるだけ配慮させていただきますので、代表者様が人数分まとめてお申込みください。バラバラでのお申込みの場合、対応できない可能性がありますのでご了承ください。

■協力
寺田本家 トージバ 発酵の里神崎 月のとうふ 福ちゃんのパン

 

■過去のお蔵フェスタの様子

試飲コーナー

ぽかぽか醗酵足湯

お蔵見学ツアー

お蔵フェスタのお楽しみ“どぶろく”

※ホームページ内の写真は全てイメージです。

国際自然大学校(NOTS)ボルネオ島キャンプ2020

海外ツアー2019/12/30

~お知らせ~
今般の新型コロナウィルスによる影響や状況を鑑み、
みなさまの健康と安全を第一に考えまして
本ツアーの催行は見送らせていただくことになりました。

来年度、改めて同ツアーの設定を予定しておりますので。
その際は よろしくお願いいたします。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

今回の旅は、まずは「感じる」ことが第一。
ボルネオ島での暮らしを通して、自らの手で世界に触れ、体験する旅。
人間としての土台を作る今この時期だからこそ、子どもたちのココロに一生響く、
ホンモノの体験を。
一緒にリアルな世界を体験しに行きましょう。

過去の様子はこちらから
↓ ↓ ↓
同行スタッフ NOTSスタッフによる blog と youtube

●ボルネオ島キャンプツアーについて●
【日程】2020年 3月24日(火)~30日(月) 7日間

【行先】マレーシアボルネオ島(サバ州/コタキナバル コポジソン村)
【対象】小3(新小4)~高校生
【定員】20名
【航空会社】マレーシア航空(エコノミークラス)
【利用ホテル】コタキナバル・シャングリラホテル(又は同等のクラスのホテル利用)
【旅行代金】248,000円

【旅行企画・実施】株式会社 旅倶楽部
【受託販売・現地プログラム企画】有限会社リボーン(エコツーリズムネットワーク)
【運営協力】NPO法人国際自然大学校

緊急募集!福島県いわき市援農援活ボランティアツアー

国内ツアー2019/11/26

【満員御礼!】

今年最後の緊急募集!福島県いわき市援農援活ボランティアツアー

■実施期日:12月15日(日)
集合:午前7時15分(出発7時30分) 東京駅丸の内南口
解散は東京駅周辺19時頃予定
■行き先:福島県いわき市小川町あるいは平窪地区ほか
■参加費用:おひとり7,000円
■費用に含まれるもの(往復貸切天ぷらバス代、コーディネート、保険)
※昼食は各自持参、作業後の入浴料は個人負担でお願いします。
■募集定員:24名
(本来、最少催行人員は20名ですが、少人数でも実施予定)

■主催:特定非営利活動法人エコツーリズム・ネットワーク・ジャパン
■協同:特定非営利活動法人ザ・ピープル
■旅行企画・実施:有限会社リボーン