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フリーダイビング世界選手権金メダリスト岡本美鈴さんをリーダーにスイス🇨🇭の高級高品質腕時計オリスが真鶴海岸ビーチクリーンツアーを主催することになりました。
移動手段は天ぷらバス。海洋プラスチックを文字盤に使用した商品もあるオリスならではのこだわりのツアーのお手伝いをさせたいただきます。 往復の車内や真鶴半島のお林でのプログラムは 楽しく、クールなものになるでしょう。
詳しくはこれからですが、改めてお知らせします。 天ぷらバスとしては長年ふくしまオーガニックコットンボランティアツアーを応援されてきた大地を守る会やパタゴニアに通じるものを感じます。
SDGsの実践こそが求められる現在、ツアコンとして 新たなお役目が増えてきました。
詳細がきまりましたら、改めてご案内します。
有限会社リボーン<エコツーリズムネットワーク>
エコツーリズムプロデューサー 壹岐健一郎イキケンイチロウ
お気軽にお問い合わせください kiaora@reborn-japan.com
さいたま市見沼区倫理法人会で講話しました。 廃食油を精製したバイオ燃料で走る通称天ぷらバスで日本の都市と農山漁村交流を続けてきました。そこで出会った人々の生きざまは、多くの旅人たちを元気づけました。これからの旅はますますその役割がおおきくなるでしょう。旅を天職とした者の想いを聴いていただければ幸いです。
東日本大震災の影響で当時、福島では、風評被害から生産者が農業を断念
するケースが多く見られました。「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」は、2012 年春に福島県、いわき市で始動しました。
農業を続けるためにコットンを作り始めた畑に「大地を守る会」をはじめ多くの支援者の方々と一緒に訪れ、コットン畑の草取りを体験しませんか?
今年は収量増加を目指して草取りを頑張りましょう!秋の収穫を願いつつ・・
■ 日時 2023年7月22日(土)7時15分 集合(7時30分出発)※雨天決行
■ 参加費 13,000円(バス代、昼食代、現地受け入れ費、保険など)
■ 行程
07:15 東京駅丸の内南口 集合
07:30 出発
10:30 いわき市内オーガニックコットン畑到着(草取り、整備、昼食など)
16:00 現地出発(※交通事情が許せば湯本温泉で汗を洗い流して帰路に!)
19:00 東京駅付近到着、解散
※上記行程は、活動先の状況や天候、交通状況などの事由により変更する場合もあります。予めご了承ください。
■ 募集定員 40名(最少催行人員20名)
■ 協力
憧れの国の生活体験フリープラン
【スウェーデン🇸🇪 ニュージーランド🇳🇿】を、相談しながら
オリジナルのツアーを創ってみませんか?
参加費 @5,000円
(ZOOM利用の初期コンサルティング費のみ約1時間、資料提供含む)
※簡単なご質問には費用はかかりませんので遠慮なくお問い合わせください。
旅行対象期間(目安) 6月〜8月の数日間
初期コンサルティング後、下記現地スタッフを交えてのZOOMミーティング、
そして具体的な旅行手配を確定します。(別途、実費が必要です)
ご自身で航空機、滞在先等を手配されてもかまいません。
新しい旅のカタチの提案の一つですのでご相談に応じます。
【現地スタッフ】
※スウェーデン(ウプサラ)在住 レーナ・リンダルさん
ニュージーランド(オークランド)在住 ダイ・ワタナベさん
森の墓苑(日本生態系協会)下見兼春の恵み体験会へ一緒にいきませんか?
当社の壹岐がコーディネーター兼「森の墓苑」申込検討者として参加します。
春の恵みも楽しみながら、是非この機会をご利用ください!
実施期日 3月8日(水)
現地集合10時 現地解散16時予定(途中参加退出自由)
集合場所【千葉県長生郡】大多喜ハーブガーデン
参加費 お一人様3,000円(企画コーディネート費のみ)
※マイカー利用現地集合解散 募集台数3台(1台4名まで)
※大多喜ハーブガーデン🌿昼食買物(実費各自払い)
※無農薬いちご🍓農園体験収穫(実費各自払い)
期日:2023年4月7日(金)
行程:
東京駅丸の内口 集合出発 9:00=<天ぷらバス車内セミナー>=
10:00土呂駅・・・大宮盆栽美術館(特別解説)・・・盆栽四季の家・・・
盆栽清香園(臨時彩花盆栽教室:初めての花盆栽を制作し持ち帰り)
12:30終了後自由時間・・・桜並木散策(手打ちそば、カフェなどご紹介)
※昼食代は含まれておりません。自由時間中に各自でお済ませください。
希望者を氷川神社参道にある川魚料理の老舗「かのうや」へご案内
15:00土呂駅=日本一の長さを誇る見沼田んぼの桜回廊
=<天ぷらバス車内セミナー>=17:00東京駅 解散
※車中セミナーは中島弘華氏(オーガニックフラワー日本花風水協会代表)
ほかの講師にお話しいただきます。
※本ツアーの目玉は講師のお話と花盆栽制作指導です。
観光はその間を埋める余暇としてお楽しみください。
※天ぷらバス
廃食油から精製したBDF(バイオディーゼル燃料)で走るSDGsを
体験できる移動教室となります。
※土呂駅集合解散も可能です。
(その場合バスに乗車せず、徒歩移動のみとなります、全長1.5km程度)
費用:東京駅集合解散 お1人様 15,000円
土呂駅集合解散 お1人様 9,000円(最少催行人数15名)
※昼食代は含まれておりません。自由時間中に各自でお済ませください。
募集人数:30名
(東京駅発着人数15名に達しない場合は現地集合だけの実施となります)
主催:日本オーガニックフラワー協会
後援 協力:盆栽清香園 大宮盆栽美術館 RINRI SDGs推進協議会 ほか
旅行企画実施:株式会社旅倶楽部 官公庁登録旅行業 第1-2043
受託販売運営:有限会社リボーン<エコツーリズム・ネットワーク>
※収益金の一部をさいたま市見沼区桜回廊寄附金に充当します。
▼ツアー説明動画視聴は、QRコードまたはこちらから
「今こそ 何をSDGsすべきか?
観て、聴いて、ふれあい、絆を結びに行きましょう!」
1日目:3月31日(金)
阿蘇熊本空港(集合)11:00
=13:00★高千穂「おたに家」
棚田を眺めながら中山間地域の穀物農家とお話しします。
=15:00天岩戸神社
=17:00 ★古民家民宿 神楽の館(泊)
定員14名、追加希望者は6名まで近くの民宿で分宿
夕食:囲炉裏を囲んで伝統食(だご汁、お煮しめ、かっぽ鳥、棚田米のおにぎり等)
夜神楽:神楽の館での夜神楽鑑賞、関係者の方々との懇談、高千穂の歴史文化を
味わうことができます。
注:人数が14名以下の場合は高千穂神社での観光用の神楽の鑑賞にでかけます
2日目:4月1日(土)
9:00高千穂あまてらす鉄道
=11:00五ヶ瀬ワイナリー(昼食・見学)
=13:00★五ヶ瀬「宮﨑茶房」
=蘇陽峡、通潤橋
=15:00★山都町棚田復興プロジェクト
阿蘇山によって生み出された豊かな水系を農業に活かしたシステムと歴史を
見聞します。
=17:00道の駅そよ風パーク(泊)キッチン付きロッジ
夕食:有機のメッカ山都町のジビエと有機農産物の特別仕入によるオリジナル
レシピ夕食会(厳選した調味料、その他持ち込み) 懇親会
3日目:4月2日(日)
9:00幣立神社=高森千本桜=★南阿蘇GIAHS関係者、白川水源など訪問
=南阿蘇GIAHSお薦めの食事と買い物で時間調整 =16:00阿蘇熊本空港(解散)
※ハーフコース参加者は2日目の五ヶ瀬ワイナリーで合流
※オンラインコース参加者は★箇所からライブ配信(天候通信状況により変更あり)
※日程の都合上訪問できない地域、施設(例えば焼畑の椎葉村、ラナンキュラス
栽培の諸塚村など)の関係者からのお話もお聞きできるよう依頼中です。
【ご旅行条件】
A:阿蘇熊本空港発着3日間コース(3/31~4/2)
参加費 お1人様 66,000円 定員14名(ご希望が多い場合は追加6名)
B:途中参加 2日間コース(4/1~4/2)
参加費 お1人様 44,000円 定員6名
(1日目の熊本空港から集合場所までは高速バスをご利用いただきます)
C:オンライン参加3日間コース(3/31~4/2)
参加費 お1人様 15,000円 定員20名
•費用に含まれるもの:阿蘇熊本空港集合から解散までの交通費(貸切バス代)、
宿泊費(2泊4食)、昼食代(3回)、日程表の特別プログラム参加費(3日間)、保険
【 宿泊先】
1泊目:高千穂 古民家民宿 神楽の館(小さな施設を貸切で使用します。部屋は
3名から6名の定員利用で、最大14名まで。それ以上になった場合は、別の民宿に
宿泊いただきますが、夕食と神楽鑑賞は神楽の館でお済ませいただきます。)
2泊目:山都町 道の駅そよ風パーク(キッチン付きコテージを各棟4名で利用します。
注)2泊とも特徴のある宿泊施設で部屋数も限りがあるため、特に2泊目の夕食は
キッチン付きの部屋で簡単な調理もしていただくため個室をご利用いただくことが
できません。あらかじめご了承ください。ただ、やむを得ない事情で個室でなければ
ならない場合は全体プログラムに参加するのに不便である上に、追加費用がかかりま
すことをご承知の上でお申し出ください。お受けできる保証はできませんが、努力さ
せていただきます。
•費用に含まれないもの:集合解散前後の交通費、上記参加費以外の個人的費用(飲み
物代、お土産代、個室使用料など)
•ただし個室のご希望は確保できない場合もありますので予めご了承ください。
•※大和田順子氏(同志社大学教授)須川一幸氏(内閣官房 地域活性化伝道師)
野口慎吾氏(環境共生学博士)をはじめ多くの地元愛の強い有志のご協力により
本企画は実現しました。皆様に感謝申し上げます。尚、できるだけ直接「観る、聴く、
ふれあう」機会を盛り込んでいますが、変更になる場合はご了承ください。
【お問い合わせ・お申し込み】
•主催:特定非営利活動法人グレインズ・イニシアティブ
(代表理事 山本朝子)
•旅行企画・実施: 株式会社旅倶楽部
(登録番号:観光庁長官登録旅行業 第1-2043号)
•受託販売・運営: 有限会社リボーン<エコツーリズム・ネットワーク>
(代表プロデューサー 壹岐健一郎)
▶ お申込はこちらからお願いいたします ご記入フォーム
★おたに家
代表取締役 今村康薦氏
※直接ご案内いただけることになっております。
•おたに家株式会社は2008年の創業以来、“食べることは創ることから”をキャッチ
フレーズに、厳しくも大きくて深い中山間地域 高千穂の山の中で農業を行ってきまし
た。
•創業当時、日本の食料自給率は、カロリーベースで40%でした。“50%に向上させ
よう!”が国のうたい文句でしたが、現在は38%(2019年)、あの頃の勢いはも
うありません。
•これからの日本の食糧事情はどうなっていくのでしょうか。“身土不二”「身」つまり今
までの行為の結果と、「土」身がよりどころにしている環境、は切り離せません。私た
ちは今の環境を受け入れ、風の吹くまま、雲の流れるまま土を耕し、肥やしを蒔き、種
を播いて黙々と農業を続けていきます。
•おたに家の農地は高千穂町内に散在する耕作断念地を借り受けて、無農薬、無化学肥料
を基本に農業を営んでいます。当初から、ただ生産するだけでは、生業(なりわい)を維
持できないと、飲食店(蕎麦店)の経営や加工品の開発・製造等を行ってきました。私
たちは持続可能な地域社会の一助となるべく、これからも泥臭く、マチの食文化の柱石
となり、ムラの地主様とその歴史に恥じぬよう生産活動を続けてまいります。
•化学的な農薬・肥料を使用せず自社栽培した農産品・高千穂の天然野草を使用して健康
茶(ごぼう茶・黒豆茶・ハトムギ茶・よもぎ茶・どくだみ茶・熊笹茶・桑の葉・ハーブ
ティー等)、おかず味噌、旨塩(つけ塩)、お菓子、雑穀(もち麦など)、特別栽培米
等を販売しております。
★古民家民宿 神楽の館 以下抜粋紹介
夜神楽 11月~2月
夜神楽とは、里ごとに氏神様を神楽宿と呼ばれる民家や公民館にお招きし、 夜を徹して
三十三番の神楽を一晩かけて奉納する昔からの神事で、国の重要無形民俗文化財にもな
っております。
幸多き秋の実りに感謝し、来年の豊穣を祈願するため神々に33番の神楽を奉納する他
に、一般向けに天岩戸神社の「天岩戸夜神楽33番大公開まつり」(11月3日)や高千穂神
社の「神話の高千穂夜神楽まつり」としても披露され、高千穂神社の神楽殿では年間を
通じて観光客向けに代表的な4番を毎夜演じています。
当館も12月の第1土曜日の夕方から翌日曜日のお昼前まで、地元の夜神楽の舞台として使
用されます。
代表的な4番
「手力雄の舞」
天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸にお隠れになったので、力の強い手力
雄命(たぢからおのみこと)が天の岩戸を探し出すために静かに音を聞いたり、考え
たりする様子を表現してあります。
「鈿女の舞」
天の岩戸の所在がはっきりしたので、岩戸の前で天鈿女命(あめのうずめのみこと)
が八百余神(やおよろずのかみ)の前で天照大神を岩屋より誘い出すために舞った舞
です。
「戸取の舞」
天の岩戸の岩屋も岩戸の戸も所在がはっきりしたので、手力雄命が岩屋戸を取り除い
て天照大神を迎え出す舞で勇壮で力強く舞う舞です。
「御神体の舞」
別名国生みの舞とか酒こしの舞と申しますが、イザナギ・イザナミの二神が酒を作っ
てお互いに仲良く飲んで抱擁し合い、極めて夫婦円満を象徴している舞です。
★宮﨑茶房
代表取締役 日本茶インストラクター 宮﨑亮氏
※直接ご案内いただけることになっております。
•当園は昭和初期からお茶づくりを始め、平成19年より【宮﨑製茶】から【宮﨑茶房】に
なりました。
•農薬を一切使わないお茶づくりは【宮﨑製茶】の時代、昭和58年からです。
•農薬を一切使用せず、有機肥料のみを施したお茶づくりを長年続け、平成13年には有機
JASの認定も取得いたしました。
•おかげさまでそのお茶づくりを評価していただき、平成14年には農林水産祭にて
【天皇杯】を授与頂きました。
•これからも『飲んだら元気になるようなお茶づくり』を目標に安心なお茶をつくって
いきたいと思います。
★山都町棚田復興プロジェクト
地域活性化伝道師 須川一幸氏の論文より抜粋
都市農村交流による地域づくり ---五ヶ瀬の新しい試みの実証研究---
宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町は九州のまん中地域に位置し、大分県、熊本県、宮崎県の県際
市町村との交流を深め、観光では九州どまん中観光協議会(大分県4市町、熊本県9町
村、宮崎県2町の計15市町村で構成)で活発に活動している。 都市農村交流で全国
的に行われていることは、都市住民に向けて「田舎体験をしませんか」「体験交流に参加
しませんか」「特産品を定期的にお届けします」と、農村側からの呼びかけであり、それ
に応じた都市住民が観光目的に農村を訪れたり、農村の特産品を自宅に居ながら楽しめる
という一方通行の交流である。農村側がすべて準備し、ある時は行政の支援(補助金)を
仰ぎ、都市住民のために働くことである。 桑野内地区では、地区農民の「双方向の交
流を目指したい」「家族付き合いをしたい」「何度も交流したい」との気持ちを大切に、
ワイナリーと連携しつつ、五ヶ瀬流の都市農村交流ができないか実験をすることになっ
た。
交流人口との交流により、農業の新たな流通体制やシステムの構築を図り、平成9年よ
り「ぶどう栽培」という新たな農業技術の導入を図り、平成7年から始まった「地鶏料理
の研究」による地鶏の生産(五ヶ瀬の卵は契約栽培により福岡市の石村萬成堂から「五ヶ
瀬プリン」等として販売されているや高冷地(平均標高620m/日本最南端のスキー
場・五ヶ瀬ハイランドスキー場や400種以上の貴重な高山植物がある)の寒暖の差を活
かした花(カーネーションや菊)や高原野菜(特に夏秋野菜)の生産が活発に行われるよ
うになり、江戸時代から生産されていた釜炒り茶「五ヶ瀬みどり」とともに地域の経済の
発展に寄与している。 さらに、交流の時に披露される「桑野内神楽」「古戸野神楽」
や「団七踊り」「五ヶ瀬太鼓・流鼓」の郷土芸能の伝承により、老若男女問わず住民の郷
土意識の向上を図っている。 また、画家(興梠義孝氏:ハワイ在住の桑野内出身画
家。2ヶ月間里帰りし、地元で制作活動と小学生向けの絵画教室を開催)や現代彫刻家
(奥村羊一氏:平成9年より夏休み期間中約1ヶ月間、古戸野神社境内でオープン制作活
動=夕日の里ふれあい彫刻シンポジウム。完成した彫刻ではなく、制作活動そのものが交
流素材)が桑野内地区で地域に溶け込み制作活動している。 このような地域文化の発
展と都市農村交流活動に参画することにより地域住民に誇りと自信が生まれ、一層の地域
の活性化につながっている。
★南阿蘇GIAHS関係者訪問
「世界農業遺産・阿蘇の農業の未来を考えるシンポジウム」に参加して
NPO法人エコツーリズム・ネットワークジャパン 代表理事 壹岐健一郎
阿蘇には世界最大級のカルデラ周辺に草原が広がっており、1000年以上も前からその平
原を利用した、持続可能な循環型農業が続けられ、その結果として自然環境の保全がされ
てきました。
今では阿蘇の草原は絶滅危惧種を含む約1600種の草原性植物とそこに棲息する約250種の
鳥類・蝶類の宝庫となっています。また、「あか牛」をはじめとした肉用牛や「阿蘇高
菜」などの在来野菜など、特産品を生み出す場としても重要な役割を果たしています。
「阿蘇の草原の維持と持続可能な農業」として2013年に世界農業遺産(GIAHS)に認定
を受けました。
しかし、平成28年の熊本地震で大きな被害を受けた南阿蘇村では、元来の少子高齢化や
農業人口減少に加えて人口流出などの問題も生じ、 農村の維持や農業のあり方について
暗中模索の状況にあります。・・・・・ (2013年の上記シンポジウム案内書から抜粋)
筆者は国内で唯一の廃食油燃料(BDF)で走る天ぷらバスを2006年より運行させている関
係で、同時開催となった「第18回全国菜の花サミットin南阿蘇」にワーカーズコープの皆
さんと参加しました。あれから10年、SDGsツーリズムとして世界農業遺産の地域を紹介し
て、新たな成果を得られる段階になりました。関係者のお話を聞きつつ、今回のツアーの
まとめをしたいと思います。
▶ お申込はこちらからお願いいたします ご記入フォーム
新型コロナウイルスのお蔭で鎖国状態に陥っていた3年間、気候変動や戦争の悲惨なニュースが怒涛のように飛び込んできました。もちろん国内でも常識を超えた災害や事件が起こったことは否めません。しかし、抑圧された状況を破るための特効薬が「旅」だったわけですが、それができずに内へ内へと迷い込んでしまったのは私だけではなかったかもしれません。そしてお陰様で新たな旅の目的地が見つかりました。食料、エネルギー、教育、健康、家族、などなど多くのテーマにヒントや答えを見出せる可能性が日本国内に蓄えられていたのです。
国際連合食糧農業機関(FAO)が認定する世界農業遺産(GIAHS)が日本に13地域もあったことを知る人はユネスコの認定する世界(文化、自然)遺産と比べると極めて少ないことでしょう。そんなところがあったの?しかし、その地域のどこかを、なにかを知っている人は多いはずです。これから数年かけてじっくりと紹介していきたいと思います。ただし、単なる観光地ではありませんし、そうなっては大事なものを失ってしまうかもしれませんので、エコツーリズムで培った精神を元に、在来の自然、文化、人々との交流を無理なく織り交ぜて、訪ねていきたいと思います。ご賛同いただける方々を求めています。従来の旅行商品ではなく、自分の求めている要素をお知らせ頂き、地元に光を当てて、探し当てる旅を実現したいのです。正に、騙されたと思って、好き勝手な要望をお知らせください。(それが本気であることが条件です)すでに昨年、プロローグとして宮城県の世界農業遺産大崎耕土を7名の有志の方々で訪ねました。大勢ではできないことでもありますので、諸条件が合えば、今後の調査(下見)ツアーにもお誘いしたいと思います。
国内の世界農業遺産認定13地域(※カッコ内は認定年月、北から配列)
宮城県大崎地域(平成29年11月) 令和5年11月ツアー実施予定
新潟県佐渡市(平成23年6月)
石川県能登地域(平成23年6月)
岐阜県長良川上中流地域(平成27年12月)
滋賀県琵琶湖地域(令和4年7月) 令和5年7月ツアー実施予定
山梨県峡東地域(令和4年7月)
静岡県わさび栽培地域(平成30年3月) 令和5年4月下見ツアー予定
静岡県掛川周辺地域(平成25年5月)
和歌山県みなべ・田辺地域(平成27年12月) 令和5年6月ツアー実施予定
徳島県にし阿波地域(平成30年3月)
大分県国東半島宇佐地域(平成25年5月)
宮崎県高千穂・椎葉山地域(平成27年12月) 令和5年4月ツアー実施予定
熊本県阿蘇地域(平成25年5月)