富士山が世界文化遺産に登録され、観光促進の目玉として大騒ぎになった今年、屋久島は世界自然遺産登録20年を迎えました。
屋久島は観光客の増大と、自然破壊を伴う開発が懸念されましたが、地域住民や志の高い関係者の地道な努力により、現在の状況にいたりました。(成果は皆さんの目で判断してください)
そして、2011年の福島第一原発事故の後、原子力や化石燃料に頼らない再生可能エネルギーの重要性が唱えられてきました。海上のアルプスとも称される屋久島は、実は、自然エネルギー(再生可能エネルギー)だけで自給する日本には稀有な土地だったのです。大手電力会社だけではなく、地元の屋久島電工、農協、安房電気事業組合などが屋久島町の連携の中で電力を販売する仕組みです。宮崎駿監督の「もののけ姫」の舞台ともいわれる白谷雲水峡には無尽の水を利用した小水力発電が利用されています。永田集落などは戦前から地元で発電し、自給してきた歴史があります。また、離島が抱えるゴミ問題にも取り組み、炭化施設や電気溶融施設、リサイクルプラザを組み合わせた屋久島クリーンサポートセンターが建設され循環型社会のモデルとしての屋久島の存在価値が高まっています。
自然エネルギー100%の屋久島ライフスタイル体験エコツアー
国内ツアー2013/09/01世界自然遺産登録20年 だから今 学びたい 自然共生の過去と現在と未来
- 日程
2013年12月19日(木)〜22日(日)3泊4日 - 場所
屋久島