熱くて長ーい夏が終わりました(そうであって欲しい・・・)
2年目の今年は特に厳しい草取り作業を汗どろどろになりながら頑張っていただいた皆さんに感謝しつつ、ようやくコットンボールを収穫する時がやってきます。
お蔭様でいわき市から拡大したオーガニックコットン畑和綿たちは皆さんの手で摘まれることを待っています。
そして コットンベーブやTシャツ作りがまた 始まります。
エコツーリズムプロデューサー
壱岐健一郎
天ぷらバスボランティアチーム〈いわきコットンプロジェクト〉2012年の歩み
「いわきオーガニックコットンプロジェクト」とは
東日本大震災により大きな被害を受けた福島県いわきだからできること、しなければならないこと・・・いわきの明日、持続可能な未来に向けて、「いわき・おてんとSUNプロジェクト」として3つの復興まちづくりに取り組み始めました。その中の1つがオーガニックコットンです。
「いわきオーガニックコットンプロジェクト」では、福島、いわきの農業の復興・再生に向けて、2012年春より、市内15箇所、1.5haでコットンの有機栽培が始まりました。初めてのコットン栽培に、地元農家やNPOなどが汗を流しています。多くのボランティアが首都圏から訪れ、栽培の支援を行っています。
このコットンを、昨年10月より収穫し、2013年6月にはTシャツなどの製品化を行う予定です。オーガニックコットンが、福島の新たな産業になることを目標としています。
リボーンはプロジェクトの一員として、2012年4月から継続的に天ぷらバスを走らせてきました。いわきの皆さんと交流をはかりながら、引き続きこのプロジェクトを応援していきます。
「オーガニックコットン」の栽培
普通の綿花栽培では、かなりの量の化学肥料と農薬が使われています。 人の体にやさしいオーガニック・コットンを作るためには、有機肥料などによる土壌作りを行い、農薬の類を一切使わず、手間をかけて栽培を続けなければなりません。
「天ぷらバス」とは
廃食油をリサイクルした燃料『BDF』100%で走る観光バス。植物由来の燃料なのでカーボンニュートラル。CO2の排出ゼロのとってもエコなバスツアーです。親しみを持っていただくために「天ぷら油リサイクルバス(通称:天ぷらバス)」と呼んでいます。
■協力
NPO法人エコツーリズム・ネットワーク・ジャパン、NPO法人ザ・ピープル、 株式会社AVANTI、ふくしま支援・人と文化ネットワーク ほか
■参加費用
6,000円
※ボランティア保険は含まれておりません。
※傷害旅行保険、昼食代、バス代等含む
■募集人員
45名(最少催行人員25名)
■スケジュール
07:15 東京駅鍛冶橋駐車場 集合
07:30 出発
10:30 いわき市内オーガニックコットン畑(遠野為朝集落)到着
(収穫などの作業)
※途中、農家の皆さんと交流昼食会
14:00 コットン畑出発
14:15〜14:35 塩屋崎<薄磯浜>に寄り黙祷(被災地の見学は変更になる場合があります)
15:05〜15:35 いわき・ら・ら・ミュウで買い物
19:30 東京駅周辺 到着・解散予定
※天候や交通状況などの事由により変更
となる場合があります。