東日本大震災から5年が経過。今年の3月11日を境目に、マスコミをはじめ人々の関心は急速に低下しようとしています。そんな中、福島県いわき市を中心に、広野町、南相馬市など浜通りで震災を契機としてスタートしたオーガニックコットン栽培が広がりを見せ、これまでにその圃場を訪れ栽培の農作業に関わった人の数は15000人を超えています。
原発事故の影響を受けた耕作放棄地での、食用ではなく繊維になる作物の栽培を志したこのプロジェクトが、被災地と首都圏をはじめとする地域外の人々との交流を生み出し、地域農業の風評被害払拭のため寄与すると共に、地域に新たな産業を生み出す方向性をも示しつつあるのです。
この度、大きな節目を超えた時期にあたり、本プロジェクトのこれまでを歩みを報告するとともに、今後の方向性を示し共感の輪を更に広げる集いを、これまで圃場に多くの人々が足を運ぶ中から交流が生まれた、都内で催すこととしたものです。
なお、この事業はW-BRIDGEの研究活動助成を受けて実施するものです。
■とき:2016年5月10日(火) 14:30~20:30
※ありがたいことに、参加のご希望が予想を上回っておりますことから、当初ご案内し時間帯を変更して2部構成で計画しております。ご確認ください。
■ところ:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
セミナー室
〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-53-70国連大学1F
TEL:03-3407-8107 FAX:03-3407-8164
■概要
第1部報告会:14:30~16:30
参加者交流会:16:30~18:30
第2部報告会:18:30~20:30
※第1・2部では以下の内容を2回行います
1. 主催者挨拶
2. 来賓挨拶
3. プロジェクト構成団体紹介
4. プロジェクト経過報告
・プロジェクト紹介映像上映
・ふくしま浜通りの現状報告
・栽培の広がり…ザ・ピープルから
・商品化の歩み…いわきおてんとSUN企業組合から
・連なる活動…広野わいわいプロジェクトから
・エリア外での繋がり
・参加者アンケート結果からの報告
5. フロアディスカッション
「フクシマでコットンを育てるということ」
6. 参加者交流会:16:30~18:30
※立食形式でいわきの食材をつまみながらの交流の機会を設けます。
第1部参加後に時間のある方、第2部参加前に早めにおいでになれる方、ご参加ください。但し、食材調達費用を参加費としてご負担ください。お一人500円程度と考えております。事前申し込みが必要です。
■定員 第1部・第2部共に70名
※会場の都合により、事前の申し込みをお願いいたします。
参加希望される方のご所属・お名前・ご連絡先・人数・「第1部」か「第2部」のいずれの参加を希望されるか、交流会参加の有無を4月30日までにメールまたはファックスにてお知らせください。
■参加費 無料
※交流会のみ参加費を頂戴いたします。ご了承ください。
【問い合わせ・事前申し込み先】
特定非営利活動法人 ザ・ピープル
いわき市小名浜地区復興支援ボランティアセンター
担当 人見
〒971-8168 福島県いわき市小名浜君ヶ塚町13-6
TEL/FAX:0246-92-4298
EMAIL:
【主催】
特定非営利活動法人ザ・ピープル
いわきおてんとSUN企業組合
NPO法人広野わいわいプロジェクト
【運営協力】
リボーン<エコツーリズム・ネットワーク>