11月3日(水)は、環境まちづくりNPOの活動で、天ぷら油リサイクルバスを利用して、足尾の山に木を植えるツアーを行いました。
参加者の方がBlogで紹介しております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
足尾の山に、1年半昭島で育てたどんぐり苗を植樹してきた。歴史教科書で足尾鉱毒事件は学んで、言葉として知っていたつもりだったが、この目で山を見て、驚愕した。明治の近代化が、あっという間に木を枯らし、人の暮らしを奪っていったことを目の当たりにした。
NPO足尾に緑に育てる会は、足尾に100万本の木を植えようと活動している。15年間で10万本植えた。毎年植樹への参加者が増えているそうだが、100万本達成を見届ける人は、おそらく今生きている私たち人間にはいないだろう。10万本の木は、しっかりと、そしてゆっくりと足尾の山に根付いていた。自然の再生に目を見張るとともに人間の営みのはかなさを痛感させられた。